鉄道旅ミステリ (1) 夢より短い旅の果て (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 142
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034576

作品紹介・あらすじ

大学生になったばかりの四十九院香澄には、鉄道旅同好会に入会しなくてはならない切実な理由があった。鉄道に興味がなかった彼女だが、鉄道や駅に集うさまざまな人生と交錯するうち、自身もレールを敷き始めていく

感想・レビュー・書評

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  • 香澄はある謎を解明するために、大学入学と同時に鉄道旅同好会に入る。大きな謎がベースにはあるけど、ミステリー要素は鉄道旅を魅力的に見せるためのスパイス。それまで、旅は好きだったが、根っからの鉄道好きとはいえない香澄が、目的のために旅をしているうちに、段々と鉄道の旅に嵌っていき、成長していく青春ものって感じ。JR日光駅は見てみたい、飯田線と常磐線は乗ってみたいけど、常磐線は震災の影響で未だに一部の区間が不通になっているということで、まだ復興の道は半ばなのだということにも気付かされました。

  • 地理も鉄道も疎いけど、読みやすく面白かった。旅情を感じたり日々の生活に根差していたり。鉄オタ達が自分の好きなこと話して楽しそうなのが読み手にちゃんと伝わってくる。謎部分は偶然の助けが都合良すぎるとも思ったけど。終盤で、あれこれいつの話だ?って思ったらやはり。あとがきで頭ひっぱたかれる感じ。朝ドラのあまちゃん思い出したわ…。
    解説が有栖川氏なのも嬉しい。

  • 連作8作のうち、特に心魅かれたのは、「新しい路(沖縄都市モノレールゆいレール)」と最後の「旅の果て、空のかなた(JR常磐線)」。
    ただ、最大の謎が1冊のうちに解明されていないのは、なんとも消化不良…。続編が出るのだとしても。

  • 鉄道マニアにはいろいろ種類があるけれど、本書は鉄道に乗る道中で体験したさまざまな出来事をレポートする「鉄道旅」サークルの話。
    柴田氏はあの年齢の女性にしては珍しく相当な鉄道好きのようで、随所に薀蓄が散りばめられている。鉄道に関心がない自分でも楽しめる興味深い内容だったけれど、それよりも本筋である登場人物の心の動きの巧みな描写はさすがは柴田氏といったところです。
    たまには電車の旅をしてみたくなりました。

  • 車を使用することが多く電車での旅にあこがれがある。
    鉄道での旅の楽しみ方もいろいろあることが分かり、面白かった。氷見線で寒ブリ食べて絶景を眺めたい。

  • 柴田よしきさん「夢より短い旅の果て(鉄道ミステリ1)」2012刊行、2015文庫化です。四十九院(つるしいん)香澄という大学生が鉄道旅同好会でいろんなところを旅する物語ですが、テンポがよくなくて、ストーリーに変化がなく、何がミステリーなのかわからない状態のまま終わりました。「あとがき」を読むと、雑誌に連載中「3.11大地震」が起こり、著者が役立てることは、東北の魅力を懸命に書いて読者が東北に旅しようと思ってくれることだと。続編が「東北中心の旅」になるのでしょうか・・・。

  • (リリース:みさおさん)

  • 自分の調子の問題か、なかなか読めなかった・・・

  • 2016/2/24(水曜日)

  • 柴田さんが鉄道ものを書くとは思わなかった・・・ う~ん、去年飯田線を2回目だけど走破する前に読みたかったなあ・・・ しかし、話自体は結構ややこしくてイマイチかなあ。鉄道ものなのか、推理小説なのか、個人的には中途半端に感じた

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。

「2018年 『象牙色の眠り 京都洛東連続死の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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