見えざる網 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 32
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034590

作品紹介・あらすじ

「あなたはSNSについてどう思いますか?」街頭インタビューで異論を呈した今光。お盆休みで混雑した駅のホームから、何者かに押されて落ちかけた。その後も次々に迫る危険、事件の意外な黒幕とは――!?

感想・レビュー・書評

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  • 最後まで面白く読めました。正直、SNSとかよくわからないけど関係なく面白かった。今光は何故狙われているのか?青春時代の思い出や今光の実家がお寺であるという事も加わり物語の層が厚くなっている。

  • SNSという現代社会の流行をテーマにしながらも、今ひとつ煮え切らないままに結末を迎えたミステリー。これで第33回横溝正史ミステリ大賞受賞作とは、驚くばかり。

    街頭インタビューでSNSに否定的な意見を述べたサラリーマンの今光は何者かに命を狙われる。

    ハードボイルドのような匂いをさせながら、ホラーのような雰囲気も少し漂わせ、はたまた社会派ミステリーのような描写もあるのだが、結局は立ち位置が曖昧な作品だった。せっかく登場させた今光の同級生の女性刑事の千春の活躍も無く、何故か平凡なサラリーマンの今光が少林寺拳法の達人だったりと、付け足し、継接ぎで、話を膨らませつつも、消化不良のままに終わる。

  • 主人公がフツーのサラリーマンと思いきや、
    だんだんアクションスター顔負けの八面六臂の活躍! …なんだそりゃ笑 くさい台詞も吐きまくりだし。ラスボスとの会話も長い長い…なので
    読み飛ばし! そして、倒したはずの巨漢が復活! 最期に海がみたいというラスボス…。えーと、RPGのクライマックスくらいベタベタで、泣けてきた。前半のテンションで進んだら、面白買ったのにね。ガックシ(T_T)

  • あまり大きな期待はせずに読み始めましたが、なかなかどうして面白かったです。中盤までは起きている事態がもやもやとしていて、流れに乗りきれませんでしたが、中盤以降道が拓けていくに従って、加速度的に面白くなりました。
    ここまで極端な事態はなかなか起こらないと思いますが、ネット社会に潜むリスクを見せつけられました。

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著者プロフィール

伊兼源太郎(いがね・げんたろう)
1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』(受賞時「アンフォゲッタブル」を改題)で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。他の著書に、『事故調』『外道たちの餞別』『密告はうたう』『地検のS』がある。

「2018年 『巨悪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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