吉祥寺よろず怪事請負処 人待ちの庭

  • KADOKAWA
3.56
  • (6)
  • (11)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 110
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034675

作品紹介・あらすじ

吉祥寺の庭師は、実はすご腕の陰陽師!?
庭にまつわる不思議な事件、解決します。

累計500万部突破「少年陰陽師」シリーズの著者が贈る、
現代の陰陽師ものがたり第2弾。

吉祥寺のガーデンショップ「栽-SAI-」に居候中の大学生・保。兄のような存在である庭師の啓介が、すご腕の陰陽師でもあることを最近知ったが、それ以上詳しいことを教えてくれないのが不満の種。
啓介の美貌の異母弟・弓弦は、知ることは時に危険で、知らないほうが良いこともあるのだと諭す。
そんなある日、保と啓介は庭の手入れを依頼され一軒家を訪れるが、突然井戸から黒い煙のようなものが噴き出し、『うそつき』という女の声が……。

井戸で何かが起こっている。
そして災いは、連鎖する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ2作目。1作目の感想がいまいちで、続きは読まないと思ってたのに、なんとなく借りてしまって・・・。そしたら、意外に面白くて、びっくりだ。今作は、ホラー度も高く、緊張感もあり、それがよかったのかも。髪の毛は、ほんと怖かった・・・。だから、1作目で気になった保ののほほんキャラも、逆に怖さを和らげてくれた感じで、前よりは気にならなかったかな。謎なことがいろいろあるので、続きが出たら読みたい。

  • 知らずにシリーズもの途中から読んでしまった。
    魅力的な男性キャラ満載。
    陰陽師のおどろおどろしさが薄めのところがうれしい。吉祥寺の街の様子も懐かしくてうれしい。
    前の部分と続きも読むぞ。

  • 弓弦が良い味出してます。不思議関係の秘密という部分でほとんど話に進展は無いので、もうちょっとスピード感があると嬉しい。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

結城光流の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×