東京結合人間

著者 : 白井智之
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年9月30日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034743

作品紹介

“一切嘘がつけない”障害をもつ結合人間“オネストマン”だけが集う孤島で、殺人事件が起こる。容疑者たちは“嘘をつけない”はずだが、全員が犯行を否定。事件に巻き込まれた圷は殺人犯を追うが――。

東京結合人間の感想・レビュー・書評

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  • なかなか衝撃だった。

    最初からなんじゃこりゃというようなシーンから入るものの。

    エロ黒で本と気持ち悪くなるし話の結末も気分悪いんだけれど、その気分の悪さを引いても、だまされた感のすがすがしさと、情報はきちんと提示されていたというフェアプレイ感は舌を巻くというか。

    トンデモ設定だけれどきちんとその設定のルールに則って物語が設定されているのでこの人実はすごく頭いいよねと思います。

  • 前に読んだ「人間の顔は食べづらい」が面白かったので、白井智之さん2冊目です。人間が気持ち悪〜い方法で生殖活動するという、前作同様の異様な世界観のなかで起こるミステリー。その方法はあえてここでは書かないでおく。ていうか書きたくない。第1章での3人による悪行の数々は、ハッキリいって読むに耐えない。強烈に胸糞悪い。なんでこの本を手に取っちゃったかなって思った。でもそれを過ぎた後のクローズドサークルでのミステリーは極上。この本を楽しめるかどうかは、最初の80ページを読み切る強靭な忍耐力、精神力にかかっている。

  • 評価というか暴力的シーンが結構きつくて好みかどうかというと星2です。推理シーンは取ってつけた感があるけどそういう小説ということでしょうね。

  • このミス16位、本格ミステリ8位
    白井智之さん第3作『おやすみ人面瘡』を読んで面白かったので第2作目も読んでみた。

    男女が互いの身体を結合させ、「結合人間」と呼ばれる一つの生命体となることで生殖を行う世界。この過程で時々、嘘が一切付けないオネストマンが誕生する。
    オネストマンの共同生活を撮影する映画の企画が立ちあがった。しかしロケ地に向かう途中で船は海難事故に遭い、7人のオネストマンは隠棲した画家が住む小島に漂着、連続殺人事件が発生する。オネストマンは嘘がつけないのに、7人全員が犯行を否定する。

    グロテスクなトンデモ設定と本格推理
    推理部分がちょっと分かりにくかったが
    『おやすみ人面瘡』と同じパターンで面白い。
    第1作『人間の顔は食べづらい』も読んでみようかな。

  • トンデモSF設定が大好きな自分も冒頭の出来事には久しぶりに驚かされた。胸糞悪い話が好きな方なら、ミステリーとしての完成度よりも、世界観設定だけで十分に楽しめます。

  • あぁ…ほんとは読み終わったあとほんわか心があったかくなるような本を読むつもりだったのに…。
    どうして私はこんなエグいのばっか選んでしまうんだぁぁぁあああーーーorz

    まず、ページをめくって下さい。
    ほとんどの人が1P目から目が点になると思います。
    作者の発想が凄い。
    どうやったらこんなん思いつくのか。
    この若さでこれはこの先楽しみかも。

    最初はただただエグいなーと思いながら読んでましたが、途中からだんだんミステリーでした。
    でも途中若干中だるみしちゃって流し読みになってしまったので、再度読み直したらもっと深く理解できるかも。

    凡人には生み出せない発想力の高さも評価し☆4つで!

  • 初めから話がかなりグロく、読み進めるのに苦労した。結合人間という発想は面白いが、そうなると性行為などかなりむりな感じがする。ミステリーとしても結合人間を絡めて説明可能なのかもしれないが、それで話をうやむやにしている印象があり、かなり無理がある。エンディングもどうなんだろう。結局誰がノーマルだったか、最初の殺人の理由、今井が皆殺しを企んだことなどなどわからないことばかり。一番わからないのはなぜ題名に東京と付くかだが。

  • 設定のための設定のための設定で
    素直に楽しめなかった。
    無駄に詳細なグロ描写も鼻につくし…

  • 嘘がつけない障害をもつ「オネストマン」が集められた島でおきる殺人。

    設定が最初からふっとんでて手面白かった。
    ただところどころ読みにくくて、うーんてなった。
    オチまでいろいろ詰め込まれすぎたかな…。

  • スタートからとんでもないエピソードをぶちこんでくれましたが、おかげさまで設定はすんなり入ってきた。第一部の解決はとっても綺麗に決まってたなぁと。オネストマンの論理には舌を巻いたが、更なる真相はまさに特殊設定を生かした見事なものでした。

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