ここは神楽坂西洋館 (2) (角川文庫)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034927

作品紹介・あらすじ

都会の路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」。不思議な縁で、泉は植物を愛する無口な大家・陽介や個性あふれる下宿人たちと一緒に暮らすことに。陽介との距離が縮まりつつなかなか先に進めない泉だが、そんな中、身近にある草花を見ただけで人の悩みを察知できる陽介の下には相変わらず次々と問題が持ち込まれる。ついには彼の過去を知る人物も現れて……? “あなたの居場所”はここにある、心がほっと温まる下宿物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「神楽坂西洋館」。不思議なご縁で泉は植物を愛する無口な大家・陽介や個性あふれる下宿人たちと一緒に暮らすことに・・・
    陽介との距離が縮まらないなか、陽介には次々と問題が持ち込まれる。ついには彼の過去を知る人物も現れて・・・・

  • 2巻は103号室の香織さん、通いの料理人の三島さんの事情、そして陽介の行方不明の父親の話等々。

    泉と陽介はどうやらうまくいったみたいです。

    一通り下宿人たちの事情が明らかになり、良い方向へと好転したからこれでこのお話は終わりでしょうか。
    もう少し続きが読みたい気がします。

  • 若き大家の看病をきっかけにお礼デートや食事や部屋に転がり込む等距離の近づく二人が可愛い。麗人とトラウマな元生徒、料理人と知らぬ間に生まれていた息子、大家と昔失踪した父親の各再会。事情や優しさが一巻よりずっと登場人物たちに浸透していて良かった。死ぬくらいならと優しさに甘え引き籠もるレイの存在が切ない。

  • 陽介はロールキャベツ男子だった!
    泉ちゃんの好物はロールキャベツだしね!w

  • 一つ一つのエピソードに草花が関係してくるのですが、上手に内容に絡んでいて良い感じ。
    登場人物が皆優しくて、心温まる内容です。
    陽介と泉の関係も進んで、やり取りが全部可愛い。

  • 2016/9/5(月曜日)

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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