スイーツ王子の人探し 恋するクッキーとインテリ眼鏡 (角川ビーンズ文庫)

本堂まいな モゲラッタ

• KADOKAWA (2015年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

空手部の紅一点で女子力ゼロな狭霧の隠れた特技はお菓子作り。出来心で部活の差し入れに手作りクッキーを紛れこませたら、それを食べた学校のアイドル・ミシェルが「これを作った人とお付き合いします」と宣言し!?

感想・レビュー・書評

[海さんの感想 · 2022年9月15日]

あまり恋愛色は無くて、大学生同士が馬鹿っぽく騒いでいる感じ。
野田との会話のテンポが良くて、特に何も起きなくても楽しく読めました。
ただそのまま次巻へという内容なので、そこがちょっと残念。

[永杜さんの感想 · 2018年2月1日]

女子力破滅的だというのに、なぜかお菓子だけは絶品。
そんな彼女のちょっとした悪戯が、恐ろしい状態に。

料理ができない＝お菓子が作れない、は
確かに思います。
とはいえ、食べた王子…すごい勘違いです。
これは名乗り辛い、というよりも、名乗りたくない。
このドリーム感が半端ないですし。

ばれた相手は、恐るべき甘味王。
どれだけお菓子に頑張りがあるんだ！？　で
部屋の中を、机の中をのぞきたい。
歯磨きの仕方も知りたい（笑）
小人クッキーという恐ろしい罠もすごいですが
敵に回したくないタイプです。

女子力皆無なせいなのか、そう思っていないせいなのか。
これだけ周囲に見られているのに、唯一女子、にも
警戒されているというのに、なぜ気が付かない。
見てる分には面白いですが…ｗ
とりあえず唯一女子は、肩書重視、だけなのは
ものすごく分かりやすかったです。