出戻り乙女の(秘)稼業 恋は幽言実行! (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 48
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034989

作品紹介・あらすじ

官吏になれなければ、即結婚。決意の試験に挑む凜春明。けれど道中、川で子供を助けようとして臨死体験! あの世からの出戻りを見込まれ、謎だらけの『霊吏』に採用された春明は、鬼上司・景彰の相棒になる事に!?

感想・レビュー・書評

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  • 一遍死にかけた凛春明が、49日を過ぎても三途の川に戻らない霊を捕まえる霊督院の霊吏に登用される。この春明ちゃんが一生懸命に努力するのが可愛い。性格もいい。

  • 頑張る努力家の主人公は好感が持てるし、可愛いです。
    全体的に続きありきの話なのか謎が解けずに放置されてますが、流れは綺麗に纏まってます。ただ何となく物足りない。

  • 毎年不幸に見舞われ、官吏の試験会場まで
    たどり着けなかった主人公。
    しかし今年はどうしても受からねばならない事情が。

    就職か結婚か、と言われて頑張ったのに
    またしても…な状態。
    いや、夢がかないそうでよかったね、ですが
    幼馴染は一人頑張るわけです。
    ものすごく分かりやすくツンデレな上に
    シリーズのクライマックスとかで
    噛ませ犬から昇格しそうな人物です。

    様々な幽霊と出会い、成長していく主人公、と相棒。
    知らぬは本人達ばかり、という感じです。
    隙あらば、なんだかいい雰囲気になってるのが
    愉快というか、面白いというか…。
    幼馴染、見つかるといいのですが。

  • 官吏登用試験の前に溺れる子を助けようとして三途の川に行っちゃった春明。
    死にたくないって川に落ちるって、そりゃ伝説になるよね。
    霊督院のみなさまもみな個性的で麗しい方々ばかりで、嫌な感じがしません。

    景彰の幼馴染みの魂を取った相手との対決はまた今度っぽいし、ラブ度はあいかわらず低めですけど、次巻も楽しみです。

  • 気軽に手にとって、さくっと楽しめる導師系の中華もの。
    鬼上司と、新米というコンビで、仕事を覚えながら恋が芽生えるという王道な構図だが(その手の鬼上司ものは大好きよ)、お話はキレもよく面白かった。
    ヒーローはある魂を探しているという影のある人物。
    ヒロインに対して、高圧的ながらも素直になれない幼馴染の杜希聖などが絡み、いい感じにトキメキ要素が入っております。
    明るく前向きなヒロインの挫折感に対して、頑張りも好感。
    出会いと背景という雰囲気もあるので、この巻だけでは評価しにくいが、ヒーローの気持ちの行方が謎な部分が気になるし、続刊が楽しみなシリーズになりそう。
    …続刊、あるのよね?
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4862.html

  • 個人的に<アドリア王国物語>シリーズよりも、こちらの方が好きです。
    王道路線で、世界観もサラっとしていて、ライトに楽しめます。(褒めてます。)
    主人公も、おバカすぎず、ほどよく察しができる良い子というところも、好感度がもてました。
    今回のお話も、一話完結でも十分な気がしますが、次があっても良さそうな。
    上司で剣の師匠で相棒だなんて、設定が美味しい。

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著者プロフィール

第10回角川ビーンズ小説大賞・読者賞を受賞し、「女神と棺の手帳」(全6巻)にてデビュー。

「2017年 『聖女様の宝石箱 ダイヤモンドではじめる異世界改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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