日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

著者 : 嶌信彦
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年9月30日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035375

作品紹介

1947年11月のロシア革命30周年までにビザンチン風造り、3階建て1400席の劇場建設にあたった450人余の日本兵捕虜がいた。いま、その劇場はウズベキスタンの誇りとなっている。戦後70年目に蘇る実話

日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てたの感想・レビュー・書評

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  • 美化しすぎなきもするけれど、胸にせまる。

  • 戦後、シベリア抑留者たちの中で、ウズベキスタンへと連行され、そこでオペラハウスの建造に関わった人たちの記録。
    このオペラハウスはソ連4大劇場のひとつと称賛され、1966年タシケントを襲った 大地震にも耐えたそうです。

    ウズベク人との交流などのほんわかする部分や、全員の無事帰国を目標とした永田大尉は部下全員の氏名と住所を記録し、帰国後にラーゲリ会を発足、晩年まで集まり続けたという驚嘆するようなことがらも書かれています。

    収容所、と一口に言ってもそれは一つきりではないし、各収容所ごとに特色というのか、雰囲気が違っていること。
    それは管理する側のソビエト兵たちにもよるかもしれませんが、日本兵たちの代表者たちの人柄、考え方が大きく影響するのだと言うこともよく分かりました。

  • 2016.02.21 もっと早く読めば良かったな、と言っても変わらないけど。読んでおいて良かったし、意外と読みやすくおもしろかった。

  • これは読んで良かった。現地に行ってみたくなった。文章が少し読みづらく感じた所があったけど、内容は本当に「目から鱗」。つい先日、本学主催の杉浦千畝さんに関する展示のお手伝いをしたけれど、この歴史も知る事で人生を豊かにできると感じました。子ども等にも読ませたいので、図書館で読んだけど自宅用に一冊買おうと思います。

  • シベリア抑留といえば、極寒の地での奴隷的強制労働しか浮かばない。後に、あのエリツィンが非人間的な行為だったと謝罪するほどだもの。いくら旧ソ連では南方のウズベキスタンとはいえ、ろくな食事も得られず、厳しいノルマで建設工事に従事する虜囚。帰国の目途もなく、およそ心身を健全に保つことなどできない状況で、優れたリーダーに導かれ、懸命に労働する。結果、素晴らしいオペラハウスを築き、成果はもちろん、その仕事ぶりにウズベク人、さらにソビエト人からも尊敬されるのだから、同じ日本人として誇らしい。

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