甘淫 ~蜜雨に打たれて~ (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.42
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本棚登録 : 102
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035474

作品紹介・あらすじ

幼い頃に覚え立ての自慰を見られて以来、義父の晴文を意識している内向的な大学生の志貴。持て余した熱を叔父の綱紀に散らしてもらい、叶わぬ恋心を抑えつけていた。しかし危うい均衡は、志貴が思わず晴文への気持ちを口にした時から崩れ始める。「お前は俺という男を知らない」。優しい親の顔から、嫉妬深い男としての顔を見せた晴文は、所構わず志貴を求めてくるように。箍を外した義父と叔父によって暴かれていく欲望。背徳感は甘美な蜜となり、志貴の身体は翻弄されていく…。

感想・レビュー・書評

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  • すごい良かった。
    西野先生の素晴らしい表現と、笠井先生のベストマッチなイラストと。
    最高でした。もっと挿絵があって、もっと文章があっても良かったくらい。
    父と息子、ってことを、もうちょっと描いていただいても全然良かった。
    なんなら、義叔父にも全然嫌悪感はなかったし、とても丁寧に描かれた素晴らしいお話でした。
    星を減らした点は、逆に言ったら短かった!ってとこだよね、もっと世界に浸って痛かった。

  • 3P

  • 義父と叔父さんと。大人も子供も変態ばっかりで、ルビー文庫、本気ですか?
    笠井先生の美しいイラストで、変態さん達の異常具合がますますパワーアップ。パパのお尻は必見です。
    サクッと三つ巴の爛れた関係になっていますが、健気な受けを幸せにしてくださるところはさすが西野先生。

  • 3pの必要はなかったかな。★3.5甘く淫ら。

  • 「エロはじめました 大人のルビー文庫フェア」5ヶ月連続刊行です。
    読者獲得のための苦肉の策としか思えない、ルビー文庫の迷走ですね…w
    無理しなくても、作品の質さえ良ければ読者は大人になっても離れていかないと思うのですが。でも、西野センセとか宮緒センセとかドエロで有名な作家さんを使ってくるのは意外で、今後ルビーがどう転んでいくのかちょっと期待してしまいそうです。
    宮緒センセの時はルビー色が強すぎてびっくりしましたが、西野センセの今作は全然ルビーじゃなくて安定の西野エロスだったので、違う意味でまたびっくりしました。

    義父ものです。大学生の志貴は、幼い頃から母親の再婚相手の晴文への恋心を胸にずっと秘めてきたのに、ある日とうとう一線を超えてしまって…という、かなり禁忌感満点な設定です。
    血が繋がっていないので、近親相姦よりはワンクッションある感じだけど、とにかくこの二人エロいです。ずーっと盛っていますwww言葉責めと喘ぎ声だけで何ページもかかってるので、エロいんだけど読んでいて途中で食傷気味になってしまいそうに…

    途中で志貴の相談相手(心身共に)だった叔父のイケメンゲイの鋼紀まで混ざっての3Pとか、しっかり二輪挿しもあったりとか、きっと眉をひそめる人もいると思われる乱痴気状態が最後まで延々と繰り広げられます。
    確かにエロエロだったけど、満腹すぎてさすがに萌える気力も尽きましたw
    晴文も鋼紀も盛ってるけど、ちゃんと志貴のことを好きなのでそこは安心できました。

    愛も充分でめちゃくちゃエロかったのにそれほど萌えなかったのは何故なのかと考えたところ、あれが足りなかったですね。
    葛藤です。
    そこそこ悩んでるけど、案外何の障害もなくすぐに結ばれちゃったかなと。母親も折れるの早かったし存在感があまりなかったですね。イケナイことしてるドキドキ感があまりなくて、せっかくの義父ものだったのに旨みを味わいきれなくて、もったいなかったです。
    背徳感がもっと出ていたら、ツボど真ん中のストーリーだったと思います。

    笠井あゆみセンセのイラストが素晴らしいです。攻が二人ともステキすぎです!志貴もぴったり、かわいいです。

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