螻蛄 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 85
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (660ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035535

作品紹介・あらすじ

信者五百万人を擁する宗教団体のスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた、建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原。金満坊主の金を狙った、腐敗刑事や新宿系極道との騙し合いの行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • 史上最凶コンビ「疫病神」シリーズ第3弾。
    いつもどおりの早いテンポで大阪弁に巻き込まれる。
    今回はお寺の政治。
    テンポはいいけど少し長いかな。

  • 長かった~。男性向けの話ですね。建設コンサルタントの二宮とヤクザの桑原が伝統宗教の秘宝の絵巻物を手に入れ、それを大金に変える為、騙したり騙されたり、危険な目に遭うストリー。二宮と桑原の掛け合いは面白かった。

  • 黒川博行をはじめて読んでみる。このシリーズはドラマ、映画化もされている。シリーズ第5弾『破門』では第151回、直木賞受賞。本作『螻蛄』はシリーズ第4弾、おなじみヘタレの建設コンサルタントの二宮と、厄病神の桑原がヤクザのシノゴをめぐり大騒動を繰り返す、痛快エンターテーメント色いっぱいの小説である。

    ある宗教法人が所有する絵巻物3巻をめぐるヤクザのシノギについて、絵画がバブル期には企業の強請、恐喝の材料になっていたとある。最近よんだ、望月諒子著『大絵画展』にはその詳細が記載あり、興味のある方におすすめ

  • 2017/03/08読了。

    疫病神に続く2作目かと、思ったが実は違った。

    しかし、このシリーズ途中から読んでも問題なく入っていけるストーリー作りになっている。

    本作は、仏教寺を巡るシノギ。
    相変わらず綿密な業界情報収集と、ギリギリ(アウトかも)の線の裏社会事情がわかり、長編にもかかわらずあっさり読める一作。

  • 父親をヤクザに持つ建設コンサルタント・二宮の菩提寺の小切手回収事件から宗派のお宝掛軸をめぐるトラブルに発展。金バッチの桑原が金をゆすり取るために二宮を従えて暴れまくる。
    美人画商と東京の宗教法人等が絡みに絡んで面白い。

  • 震災ゴミも全然片付かない。

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プロフィール

1949年3月4日愛媛県生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞。他の著作に、『悪果』『繚乱』『離れ折紙』『後妻業』『勁草』『喧嘩』『果鋭』など。

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