- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041035634
作品紹介・あらすじ
「生年月日と人生の相関性を対象とする数千年規模の数理解析――それが四柱推命。つまり、統計科学です」白衣を纏った女子大生占い師は、四柱推命を手がかりに、行方不明になった依頼人の妹を捜しはじめるが!?
感想・レビュー・書評
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そのうちに、誰かが、占い絡めたミステリーを描くんじゃないかと思っていたけど、もうありました。
女子大学院生で、四柱推命の占師、ヨーセン。彼女に行方不明の女性を捜す依頼が入る。
四柱推命を駆使して、行方を占うが、解決は難しく、自身の限界に悩む。
四柱推命は、なかなか難解なので、説明が多くなりますね。それでも、東洋占術の入門部分がわかりやすく書かれています。
生年月日から占う、命占は、変えられない宿命があるという事が、ちょっと不満だったのですが、自ら生まれ変わろうとした日を、新たな誕生日と考えるというのは斬新。占いって、統計だから、上手く使えば便利なんです。
ミステリーとしては、ふんわりですかね。
まあ、占いとミステリを両方軽めに楽しみました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
占いのウンチクがなかなかおもしろい
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yk
グロい…。 -
占いには全く興味なし。
でも統計と聞けば気にせずにはいられない(笑)
ということで、ちょっと変わったのを読んでみたいなーという気分に合ってました。
意外とと言っては失礼ですが、期待していたよりもおもしろかった...のですが、予想してたよりもか重い面もありまして。
キャラ的にももっとカラリとしてたらなと思ってしまいました。続きがあるとすれば、よりライトな日常ミステリーみたいになるならぜひとも読みたいですね。 -
初手からだまされて「うまいなぁ」って思いました。(^^
なんと言っても四柱推命の説明が楽しかったです。
事件は割と厳しいものがあったりしますし、解決についても牽強付会的なものもありますが、そこは本格推理じゃないと言うことで許してあげたい。(^^;
推理小説ではなく、占い師が活躍するお話だと思って読めば、結構いい感じじゃないかな。 -
2017.09.25 朝活読書サロンで紹介を受ける。
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占いで人探しをする話。占いの考え方が面白い。一応ミステリ?
2016/10/7 -
面白かった。
四柱推命の事はよく分からなかったけど、ストーリーとして面白かった。
続編でたら、また読みたい。 -
2015/11/03宝塚ソリオ店サンクスで購入。
表紙に釣られて購入。どうやらこの作家はホラーが得意のようです。裏表紙の作家の作品が角川ホラー文庫でした。
四柱推命の蘊蓄は、大変興味深く面白いです。