撲撲少年 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035665

作品紹介・あらすじ

大学生の勇吾はある日、幼馴染みの湊と出会う。彼女から総合格闘技ジム「アライズ」の話をきいた勇吾は、そこで旧友の鉄也とスパークリングをするも惨敗。悔しさのあまりジム通いを始めるが……。青春〈格闘〉小説!

感想・レビュー・書評

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  • 撲撲は僕僕じゃなくて「なぐる」の方ですね。
    格闘技の練習や試合の描写は緊張感があって良いのだけれど、鉄也君がなぜそんなに性格が悪くなったのか、その割にジムの人からは可愛がられているっぽいのはなぜか、湊ちゃんとの三角関係は本当のところどうなのか、勇吾は将来どうするのか、などイマイチ腑に落ちない部分が多過ぎて不完全燃焼でした。

  • 読んでいて、ジム独特の汗が何重にも染み込んでいるような臭いを思い出した
    幼なじみのライバル、鉄也はなんであんなキャラクターになってしまったんだ

  • あっ! 僕僕少年じゃなくて撲撲少年だった!! なんで総合格闘技??と思いながら読んでいた自分が可笑しかった。内面的にはいわゆる草食系と思える青年が格闘技を何となく面白いと感じているらしいのが、面白かった。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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