神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2016年4月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041035702
作品紹介・あらすじ
顧客はVIP、けれど窮地にある人には
手を差し伸べるのが信条の会員制医院「神酒クリニック」。
ある日顧客から、意識のない女性の診察以来が。
全身ずぶ濡れの彼女はなんと記憶喪失。
けれど突然「爆弾が爆発する」と呟き……。
天才的な洞察力で人の心を見抜く精神科医の天久翼は、
彼女・美鈴の記憶を取り戻すことに。
彼女と、相次ぐビル爆破事件との関係は。
そして翼の遅すぎる初恋は……。
痛快すぎる医師達のノンストップエンタメ!
感想・レビュー・書評
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神酒クリニックに集う医師たちが曲者ぞろいで、警察や公安が取り扱うような事件の解決をホイホイとやってしまう。クリニックなんて関係ないじゃん。事件の方も結局はしょぼいなあ。
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こっちのが好きかもしんない
2016年の作品ということでね
どうやら2作目で止まっているようなので、『天久鷹央シリーズ』の方に力を入れてるってということなんかな〜
まぁ読者人気もあちらのほうが高いんでしょうな
みんな主人公がかわいい女の子なん好きやもんね
ってまぁ別にわいも嫌いじゃないけどね
って嘘つきましたどちらかと言うと好きです
って嘘を重ねてしまいましただいぶ好きです
まぁ、うちの三姉妹よりかわいい子はおらんけどな!(誰が何と比べとんねん)
はい!翼のほう!お兄ちゃんのほう!
えーっとなんか前置きが長すぎてもう書くのめんどくさい(自己責任)
神酒クリニックチームがみんなでわちゃわちゃやって、事件解決!楽しかった!以上!-
2024/02/29
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2024/02/29
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2024/03/01
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もはや医療ミステリーではない気がする。タイトルにクリニックって付いてるけど…
プロボクサーより強い院長とか、スリの天才(マジシャンが趣味)とか、鍵開けとか、凄腕ドライバーとか…医療以外の得意技多過ぎ!
まぁ、面白いから、別に探偵ものとして読めば、それで良いけどね。
どんでん返しありやけど、翼先生には、バレバレで、犯人は、この集団の手のひらで、コロコロって感じ。
特殊な医療集団やねんけど、クリニックの建物自体が基地みたいに感じるわ〜
医療集団というより、武闘集団???
これは、言い過ぎかな…
患者の為に、医療行為以外も実行して、癒やすのは分からんでもないけど、命がいくつあっても足りん感じ。
人の命を守る(医療行為で)為に、自分らも自重してな! -
この作品も面白かったけど…。
題材的には予測がつくのだが、裏切られて、先が気になるしで読んだのだが、なんかイマイチの様な気がするのは、自分だけ?
天久鷹央のキャラが強すぎて、一癖も二癖もある翼が霞んで見えるから?かも知れません。
姉弟を比べたらあきませんね。 -
『神酒クリニックで乾杯を』の続編です。
ビル爆破事件と記憶喪失の美女。
今回も神酒クリニックのメンバーがこっそり解決していきます。
闘うシーンの描写が丁寧なんですが、痛そうだし怖いのでそこだけ飛ばし読み。 -
面白かった
漫画ライクなエンタテイメントアクションミステリー
神酒クリニックシリーズ第二弾
深く考えず、単純に読み進められます(笑)
前作同様、登場人物たちは医者なのですが、今回は医療ミステリー要素はほとんどありません(笑)
それよりも、どちらかというと、アクションが多い。
医者である必要ある?
ストーリとしては、
顧客からすぐ自宅に来てほしいと依頼され、行ってみると、意識のないずぶ濡れの女性が倒れています。
救った彼女が意識を取り戻すも、記憶喪失状態。
しかし、彼女は爆弾についてつぶやきます。
さらに、実際に複数の爆弾事件が発生。
テロなのか?
彼女はテロの仲間なのか?
徐々に記憶を取り戻す彼女
これらの事件の真相は?
彼女の正体は?
といった展開ですが、安心して読み進められます。
しかし、クライマックスについてはちょっといまいち。
都合よすぎ(笑)
アクションあり、謎解きありのエンターテイメントストーリでした。
お勧め -
面白かったです。
こんな医院が有ったら凄いです。
ドラマ化もされていたんですね。知りませんでした。
「天久鷹央の推理カルテ」も読みたいと思いました。 -
「神酒クリニックで乾杯」の続編。
2年以上前の作品だけど、これ以降の続編は発売されていないので、今の時点ではシリーズものなのかは謎。
前作も医療物かと思いきや、支離滅裂な活躍を果たした神酒クリニックの面々。今回の敵はビルを連続して爆破するテロリスト。
前作以上に、今作では医療シーンはほとんどなく、他の方のレビューにもあったが、登場人物たちが医者である必要があるのだろうか?
相手がテロリストであっても、怯むことなく、敵に向かっていくメンバー達はかっこいいと言えば、かっこいいが、前作以上に現実離れが気になる。
捜査権がないはずなのに容易に犯人にたどり着く過程や、謎解きの部分などの雑さなどもかなり目立つ。
「ラノベ」と思えば、しようがないか… -
「神酒クリニックシリーズ」第2弾の本書。前作がとっても痛快で文句なく楽しめたので、これもぜったいに面白いはずと期待大で読みはじめた。
冒頭。爆破されるビルからインコのピーちゃんを逃すシーンには、たった数ページなのに掴みはオッケーとばかりに物語の世界に一気に入り込んだ。
そこから前作でもおなじみになった特殊能力をもつイツメンたちが登場して事件がはじまる。
だが、あんなに一気に入り込んだ世界なのに、中盤にもいかずしてだんだん冷めてきてしまった。
う~ん、なんだろう、これは。
あまりにも前作を読んでいるときの自分と反応が違いすぎて自分でもおかしく思ったから、その原因をよく考えてみると~
前作はふつうに優秀な医者の集まりと思っていたメンバーたちが、実はとんでもない特殊能力を各自持っていて、ストーリー展開とともにその力が徐々に明らかになっていき、そのたびに「え、うそ!」「まじで!」と思いっきり楽しめたんだった。
多少無理なストーリー展開でも、有無を言わせぬ面白さがそこには間違いなくあった。
でも今回はそれぞれの特殊能力はもう知られている。そこには目新しさはもうない。
そしてとくに私が冷めてしまったのが女性医師「ゆかり」のステレオタイプ的なセリフや描写なんだと思う。
まだストーリーはそれほど進んでいないのに、この人はいろんな場面で絡んでくるので、私はそのセリフに辟易しちゃったんだろう。この人、どんだけ恋愛能なんだよ、とか思っちゃったし。
本書の評判はおしなべて高い。
「一気に読めて面白かった」「続編が出たら読みたい」など。
実際文体は読みやすいし、格闘シーンなども目に浮かぶようで、きっとおススメできる本なんだと思う。
私ももうちょっと別の精神状態だったらあるいは楽しめたのかな、とも思わなくない。
この本を読む直前に東野圭吾の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を読了していた。
あっちでとんでもなく強烈で個性的な新ヒーローキャラクターに出会ってしまったものだから、こちらの人物たちの特殊能力がそれほどのものとは感じられなくなってしまったんだろうな。
知念実希人の作品はけっして嫌いではない。
とくに『優しい死神の飼い方』は私のおススメの一冊だったりする。
だから読書好きさんたちにおススメされた彼の別の作品をまた読んでみようと思う。
====データベース====
顧客はVIP、けれど窮地にある人には手を差し伸べるのが信条の会員制医院「神酒クリニック」。
ある日顧客から、意識のない女性の診察依頼が。
全身ずぶ濡れの彼女はなんと記憶喪失。けれど突然「爆弾が爆発する」と呟き…。
天才的な洞察力で人の心を見抜く精神科医の天久翼は、彼女・美鈴の記憶を取り戻すことに。彼女と、相次ぐビル爆破との関係は。そして翼の遅すぎる初恋は…。
痛快すぎる医師達のノンストップエンタメ!