- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041036266
作品紹介・あらすじ
走哉にとって初めての公式戦は、散々な成績で終わったが、同じ大会で皆の注目を集めたランナーがいた。一か月後、同じ学年に転校してきたのが、そのランナーだと知り、早速陸や部長の田村は彼(一心)を陸上部に勧誘するが「走るのはやめた」と取り付く島もない。前の学校で、才能ゆえにコーチから特別扱いされ部の中で孤立していた一心は、幼馴染が貧困から犯した万引きの罪を被ったことで、学校中の誤解を受け、走る意欲を無くしていた。「なぜあんなに才能があるのに走らないんだ」事情を知らない走哉に、陸は一心とは通じるものがありいいライバルになる、というが意味が解らない。少しでも一心に近づきたいと、部活後自主トレを続けるが、走り過ぎて貧血を起こしてしまう。それを助け起こしたのは、一心だった。近所で偶然、走哉の自主トレを見かけて目を離せずにいたのだ。陸上の基礎力の話をして、走り過ぎてもダメなんだと話す一心。翌日、陸が一心を部活に誘うが田村たちと衝突してしまう。帰り道が一緒になった走哉に、一心は「おまえには他のスポーツの方が向いてる」というと、走哉は一心の目を強く見つめ、「走るのが好きだっていう気持ちは、誰にも負けない」と語るのだ。
感想・レビュー・書評
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小学校時代にやった駅伝で、自分の走りを認めてくれた先生のいる中学校の陸上部で走りたい。そう思って越境入学した学校だったが、その先生は走哉と入れ違いに異動
廃部寸前の陸上部の危機は幼馴染の陸がマネージャーとして入部したことで免れたが、メンバーの少ないこの陸上部では活動も難しかった
1巻ではこんな感じのところで終わった駅伝ランナー
2巻では
陸上部を遠くから見ている少年(一心)と走哉の二人の視点で話が進む。
学年の途中で転校してきた一心は実は陸上界の注目選手。
とある事情で名門陸上部のある学校から転校してきた
走るのは好きなはずなのに、陸上は辞めたという一心
辞めたと言いながらも陸上部に絡んでくる一心を入部させるべく、
陸上部員たちが画策する。
ちょっと盛り上がりにかける巻
3巻で一心がどう活躍するのか、このくすぶりが昇華出来るといいなと思う -
一心このまま負けずに頑張ってほしいなぁと思いつつ読了。
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こういう話は好きなので、もっと評価を上げたいんだけど、
なんかねー
もうひとつかな。
なんか、びしっ!とくるものがないんだよね。 -
一心くん、がんばれ!
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圧倒的な走る才能を持つ一心と走るのが好きな走哉の出会い。
やっぱり仲間やライバルがいてこそ切磋琢磨し成長できるのかな。 -
中学生の陸上部の話。今回は駅伝はなし。中学生の時、陸上部でしかも1500mを走っていたので、なつかしい世界。まあ、当時は、水を飲んじゃだめ、うさぎ跳びみたいな世界だったので、昨今の練習とは比べられないのだが。実際の走るシーンとかは少なく、家庭環境の問題に主眼が向けられている。
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いいわあ。早く続きが読みたい!
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走哉にライバルが現れるが、なかなかこの子も大変そう。