駅伝ランナー (2) (角川文庫)

著者 : 佐藤いつ子
制作 : 佐藤 真紀子 
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年4月23日発売)
3.44
  • (2)
  • (6)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
  • 37人登録
  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036266

作品紹介

走哉にとって初めての公式戦は、散々な成績で終わったが、同じ大会で皆の注目を集めたランナーがいた。一か月後、同じ学年に転校してきたのが、そのランナーだと知り、早速陸や部長の田村は彼(一心)を陸上部に勧誘するが「走るのはやめた」と取り付く島もない。前の学校で、才能ゆえにコーチから特別扱いされ部の中で孤立していた一心は、幼馴染が貧困から犯した万引きの罪を被ったことで、学校中の誤解を受け、走る意欲を無くしていた。「なぜあんなに才能があるのに走らないんだ」事情を知らない走哉に、陸は一心とは通じるものがありいいライバルになる、というが意味が解らない。少しでも一心に近づきたいと、部活後自主トレを続けるが、走り過ぎて貧血を起こしてしまう。それを助け起こしたのは、一心だった。近所で偶然、走哉の自主トレを見かけて目を離せずにいたのだ。陸上の基礎力の話をして、走り過ぎてもダメなんだと話す一心。翌日、陸が一心を部活に誘うが田村たちと衝突してしまう。帰り道が一緒になった走哉に、一心は「おまえには他のスポーツの方が向いてる」というと、走哉は一心の目を強く見つめ、「走るのが好きだっていう気持ちは、誰にも負けない」と語るのだ。

駅伝ランナー (2) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 中学生の陸上部の話。今回は駅伝はなし。中学生の時、陸上部でしかも1500mを走っていたので、なつかしい世界。まあ、当時は、水を飲んじゃだめ、うさぎ跳びみたいな世界だったので、昨今の練習とは比べられないのだが。実際の走るシーンとかは少なく、家庭環境の問題に主眼が向けられている。

  • 心に傷を負った天才ランナーが、愚直に走ることを愛する凡庸なランナーに感化され、再び走り始めるくだりは、ベタだけど涙腺が緩む。ただ、エリート陸上部が人間関係ギスギスして互いに足を引っ張り合ってるというステレオタイプな設定は少しがっかり。

  • いいわあ。早く続きが読みたい!

  • 走哉にライバルが現れるが、なかなかこの子も大変そう。

  • 「駅伝ランナー2」 佐藤いつ子

    小学生の地区駅伝でランニングの楽しさに目覚めた「走哉」は、親友の「陸」とともに陸上部のある中学校に越境入学。部員8名の弱小陸上部でしかも指導に熱心だった顧問の先生も異動してしまう逆風の中で、初めての公式戦に挑んだ走哉は惨敗。その大会で優勝したランナーの走りに走哉の目は釘付けになる。そのランナー「一心」が走哉の中学校に転校してくるが、もう陸上はやらないと言う。才能には恵まれていないが走るのが大好きな走哉、一方天性のセンスを持った一心。2人は刺激し合えるいいライバルになれるのか…。
    前作に比べるとキラキラ感はダウンしたものの、好きという気持ちに突き動かされてひた向きに走る走哉、それをマネージャーとして支える陸の関係が清涼感たっぷり。特に陸の行動力、性格の良さがこの話をより爽やかなものにしている。陸は2人の走る姿を見て「はっとするような均整の取れた走り、それを追う熱のかたまりのような胸を焦がす走り。」と評する。実際に走っている一心や走哉だけでなく、マネージャーとして記録を取る陸のワクワク感まで伝わってくる表現だ。
    200ページちょっとの短い話の中で、本作では初登場した一心の陸上を辞めた理由に多くを割いてしまったため、肝心のレースシーンの描写はなし。走哉と一心に後輩が出来、駅伝に挑むのは次巻のお楽しみになりそう(^o^)

全5件中 1 - 5件を表示

駅伝ランナー (2) (角川文庫)のその他の作品

駅伝ランナー2 (角川文庫) Kindle版 駅伝ランナー2 (角川文庫) 佐藤いつ子

佐藤いつ子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
恩田 陸
額賀 澪
有効な右矢印 無効な右矢印

駅伝ランナー (2) (角川文庫)はこんな本です

ツイートする