B級恋愛グルメのすすめ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.74
  • (6)
  • (12)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 162
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036273

作品紹介・あらすじ

自身や周囲の驚きの恋愛エピソード、思わず頷く男女間のギャップ考察、ラーメンや日本酒への愛、同じ相手との再婚式レポート etc.…。出産時のエピソードを文庫書き下ろし。解説は、夫の小説家・佐藤友哉。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 島本さんの小説は何作か読んでいますが、エッセイを読むのは初めて。小説は繊細で触ると壊れそうな不安定さが魅力のひとつなのに、何ですかこの馬鹿らしさ(褒めてます)。深夜にすっぴんでラーメン食べに行ったり、フランス映画は『水戸黄門』だという持論を展開させたり、意外すぎる。そして食べ物の描写が上手すぎる。エッセイ開始当初はバツイチだった島本さん、元夫の佐藤友哉さんと再婚するにあたり、再婚式をあげるくだりも面白くて、個性的なお母様の話でリアルに噴き出しちゃいました。巻末の佐藤さんの解説も含めて、ごちそうさまでした。

  • 題名に惹かれて

    男女で恋愛相談できる彼女が素敵
    そして すなおに聞ける柴君がすごい
    男の人 なんで そんなに ぬけてるのー
    って思うが すんなりできる人も怖いなあ


    一生平行線なんだろうな これって
    (だから乙女男子 素敵と思うが
     恋にはおちないもんなのかな

    バレンタイン現金事件が すごく怖かった
    それって あげなくても いいのでは
    びっくりでした

    再婚と出産の話は ちょこっとでした
    彼女はエッセイでは 内面があまり垣間見れない
    小説とは 繋がっていかない 人物でした
    かわいい女子 だなー 普通の

  • 雑誌のコラムを読んでいる感じでスルスル読める。
    しかし、軽いネタなのかと思いきや、作者の人生がガラッと変わる展開でびっくり。まあ、人生何があるかわからないなぁと変に現実味を持って納得した(もちろん、作家さんなので、普通の人?より変わっている所はあるのだろうけど)。

    何回か登場した、男の後輩くんの話は面白かった。ダメダメすぎて笑

  • 島本さんの本を初めて読んだ。

    わたしの愛してやまない作家の共通事項は、
    「食」への執着と貪欲さ(いい意味)

    「食」にまつわるシチュエーションの表現が上手な作家さんは、
    他のシチュエーションでも、これでもかこれでもかと言わんばかりに、こちらをぐいぐいひっぱる力を感じる。

    島本さんの作品にも同じものを感じた。

    また、わたしの好きなバンドや作家さんの名前がたくさん出てきたことも、
    島本さんの他の作品を読んでみようと思ったきっかけになった。



    「一緒にご飯が食べられないっていうのはね、心の奥底で相手を拒絶してるからなんだって。美味しくご飯が飲み込めるっていうのは、目の前にいる相手を受け入れてるってことにもつながるんだよ」





    「二十代前半の夏、年上の男性に「海のほうへ岩牡蠣を食べに行きませんか」と誘われたことがあった。
    一見控え目なわりに、さらっと先回りするのが上手な人だった。」

  • ラーメン、日本酒、生牡蠣…映画に本。そして、恋愛。

    「小説とエッセイでは、全然、雰囲気が違いますね」とよく言われる と書かれているように、著作とのギャップはかなりのもの。

    フランス映画が好きとのこと。好きなフランス映画も私が好きなものと似たような感じで、だから、島本作品は読めるのかなぁ なんて思ったり。

    バックグラウンド的なものを知ることができて、さらに島本作品を読むのが楽しみになった。

    「食事だけはやっぱり誰かと一緒が嬉しい。それが好きな相手となら最高だ」。
    うん、その通り!

  • 2017/04/21

  • 島本理生のエッセイを初めて読んだ。この人の小説が10代の頃から好きで、小説は割りとずこーんとダークサイド寄りだけど、エッセイは意外と軽妙&明るくてちょっぴり自虐的。小説のトーンからは結びつけにくい位にラーメン好き&酒好きな一面がわかって楽しい。ラストはあまり例がなさそうな再婚式に向かう。

  • 軽快な文章で楽しくサクッと読むことができました。
    本当にどうかしていて面白い人だなあと思いました(笑)

    エピソード一つ一つが短いので空き時間にちょうどいいですよ。

  • 食べ物の描写が相変わらず上手い。出てくる食べ物はラーメンなどB級グルメなのだけれど和やかな気持ちになれる。そして他愛もない話をしながら誰かとご飯を食べたくなるのだ。自分以外の人とご飯を食べるのが当たり前のようで実はとても幸せな事だと改めて気づかせてくれる。

  • 一緒にご飯が食べられないっていうのは心の奥底で相手を拒絶してるからってのが、まさしくだなーと思った。美味しくご飯を食べられることに感謝。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

島本 理生(しまもと りお)
1983年東京都板橋区生まれ。都立新宿山吹高等学校に在学中の2001年に「シルエット」で、第44回群像新人文学賞の優秀作を受賞し、デビュー。06年立教大学文学部日本文学科中退。小学生のころから小説を書き始め、1998年15歳で「ヨル」が『鳩よ!』掌編小説コンクール第2期10月号に当選、年間MVPを受賞。2003年『リトル・バイ・リトル』で第128回芥川賞候補、第25回野間文芸新人賞受賞(同賞史上最年少受賞)。2004年『生まれる森』が第130回芥川賞候補。2005年『ナラタージュ』が第18回山本周五郎賞候補。同作品は2005年『この恋愛小説がすごい! 2006年版』第1位、「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」第1位、本屋大賞第6位。2006年『大きな熊が来る前に、おやすみ。』が第135回芥川賞候補。2007年『Birthday』第33回川端康成文学賞候補。2011年『アンダスタンド・メイビー』第145回直木賞候補。2015年『Red』で第21回島清恋愛文学賞受賞、『夏の裁断』で第153回芥川賞候補。『ファーストラヴ』で2回目の直木賞ノミネート、受賞に至る。

B級恋愛グルメのすすめ (角川文庫)のその他の作品

B級恋愛グルメのすすめ 単行本 B級恋愛グルメのすすめ 島本理生

島本理生の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
島本 理生
恩田 陸
島本 理生
朝井 リョウ
宮下 奈都
朝井 リョウ
有効な右矢印 無効な右矢印

B級恋愛グルメのすすめ (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする