- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041036327
作品紹介・あらすじ
六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。
感想・レビュー・書評
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静かに淡々と進む感じが好きでした。
いろんな怪談がありますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ただただ地味に怖い。
でもそれがおもしろい
そしてやっぱり実体験はしたくないなと -
面白かった。
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「新耳袋」シリーズの著者・中山市朗が、現実社会の歪みから滲みだす恐怖と拭いきれない違和感を狩り集める。
Audibleで聴く読書。日常生活に潜む恐怖の数々。気になりはじめたら、街を歩いていても電車に乗ってても家で過ごす休日も、今そこにいるかもしれないと思ってしまう。 -
中山氏がよく話す小話の小説版。
なので覚えのある話のはずなのにちゃんと怖い。
読む怪談話は聞く話とはまた違っていい。 -
大阪の芸能界で起きた怪談は、リアリティや時代の空気も合間って味わいがある!
(「黙祷」はさすがに嫌な感じだけれど…)
ホラードキュメンタリー『北野誠のお前らいくな!』でも取り上げられた怪談やスポットも出ているので、番組を見てるとそちらともあわせた視点で楽しめた。 -
新耳袋。
怖くはないけれど、古本屋さんでセールだと、ついつい手に取ってしまう。 -
どれも、不気味で怖い短編が100話…
ジワジワくる怖さもまた好き。
脳内での想像は注意です。鳥肌が… -
実話怪談ならではの「こんなもんか」程度の怖さが手軽に味わえてお気に入りのシリーズ。
怖くないけど。 -
他の作品が面白かったので本作も手に取った。こんなに怖い実話系怪談があるだろうか。各話はとても短く文章も上手いので次々と読みたくなる。とにかく怖くて面白い。田んぼに現れる母親の霊は怖くもあるがとても切ない。お祓いという衆人環視のなか現れるなんてありうるのだろうかと思ってしまうが、説得力のある話ではあった。
著者プロフィール
中山市朗の作品





