怪談狩り 四季異聞録 (幽BOOKS)

著者 : 中山市朗
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年12月26日発売)
3.56
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041036419

作品紹介・あらすじ

『新耳袋』の中山市朗が全国各地から狩り集めた
選りすぐりの怪談集、待望の第3弾!

怪談は、夏だけではない――。
怪談蒐集家・中山市朗が語る、心揺さぶる 66話。

冬空の下、にぎやかな通りに、半袖半ズボンでつっ立っている少年。その姿に目を奪われた女性が直後に遭遇した恐ろしいできごと。(冬/「夏姿」)
毎年、3月3日の朝に天井からバサリと落ちてくる異様なモノとは?(春/「落ちてくるもの」)
真夏のキャンプ場で、真紅のコートを着て、身じろぎもせずにこちらを見つめている女性。不審に思った若者たちは、その正体を確かめに行くが……。(夏/「赤いコート」)
夜の9時になると、部屋の中で聞こえる謎めいた囁き声。やがて恐ろしいモノを見てしまい――(秋/「 十五日に行きます」)
他、粒ぞろいの作品を収録。現実の歪みから漏れ出る恐怖と違和感に震撼せずにはいられない――。

怪談狩り 四季異聞録 (幽BOOKS)の感想・レビュー・書評

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  • 実話怪談系として、安定した作品。原点回帰的に安心して楽しめました。

  • 九十九怪談 第八夜 木原浩勝著と併読

     こっちのほうが怖いよ。

     最近純粋な怪談を耳にする機会が減ってしまった。映像での放送が減ってきているが書籍は特に頑張っている。ありがたい。

     ただ、ネームが偏るのが残念もっと新しい人が増えることを切に願う。

  • 怪談の短編集。中でも「やめとかんね」はとても良かった。只々、怖いだけの怪談は怪談ではなく事件簿や事故記録みたいなもので、やはり談るとなれば楽しかったり哀しかったりしなければ面白くない。そういう意味で「やめとかんね」はファンタスティックで心温まる怪談であった。

  •  大晦日の夜、商店街で目撃したもの。
     卒業旅行の夜、無理を言って泊めてもらった部屋に現れたのは。
     夏休み、立ち寄った場所で聞いた怪談。
     紅葉が覆う旧道で出くわしたもの。
     年末に秘密裏で行われる高給のアルバイトとは。
     日常と日常の狭間から出現する怪異譚を、季節の移ろいに合わせて語った怪談集。

     季節感を感じられる話に限定したためか、百話ではなく六十六話を収録。人形の話が被ってるのも実話ならでは、というべきか。
    「綺麗な梅林」はTVでも紹介されたそうだから、番組を観た、または実際に行った人もいるかも。
    「十五日に行きます」は後半の展開が意外過ぎて、唖然となった。
    「年末のアルバイト」は生きた人間の恨みつらみが凝縮された光景に、物凄く生々しい恐怖を感じた。

  • 『怪談狩り』シリーズ最新作。
    本書はオーソドックスな実話怪談で、如何にも『ありそうな話』が収録されている。親近感のある恐怖……というのはちょっとアレな表現だろうかw
    ところで『ある女子社員が「やかましいわっ」と叫んだら、怪奇現象がぱたっと止んだ』パターンの怪談を聞いたことがあるのだが、割とありがちな話なんだろうか?(業種もディテールもまったく違う)。
    しかし、冬場の怪談もいいものだ。

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怪談狩り 四季異聞録 (幽BOOKS)はこんな本です

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