- 本 ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041036549
作品紹介・あらすじ
清国の商人は将軍・吉宗が欲しがっている象を2頭、長崎へ輸入した。しかし献上する前に、1頭の象が死亡。報せを受け不審に思った吉宗は、佐平次を使い、象を死なせた犯人を探り始める。新解釈の時代ミステリ。
感想・レビュー・書評
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将軍の象 ー 採薬使佐平次シリーズの2作目
2016.01発行。字の大きさは…小。
採薬使・植村佐平次は、将軍吉宗が清国より輸入した雄雌2頭の象を江戸まで連れて来るように命じられる。
この象をめぐって戦いが始まる。
象を江戸へ行かせぬとする勢力は、将軍吉宗が本当は象が江戸に来ることを望んでいないと思い。忖度して象を殺そうとする。
象を殺そうとする者達は、将軍吉宗の側近・御側御用取次の加納久通の家来であり、象を守ろうとするのは吉宗の命を受けた佐平次達である。
はたして象は、江戸までたどり着けるのか……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
象が可哀想だったな…
佐平次が象を大切に思っていて良かった…
時代小説を読み慣れていない私にはなかなか入り込めないなー -
2016-08-14
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博覧強記で剣の腕もそこそこ,なのになぜか三枚目の梨春さん.いろいろとお気の毒なことが多いのですが,なんだかファンになりそうです.
いつの時代も権力者への忖度が絶えません.犠牲になった象が一番かわいそう.
著者プロフィール
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