ノベルダムと本の虫

著者 :
制作 : スオウ 
  • KADOKAWA/角川書店
3.25
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本棚登録 : 73
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037034

作品紹介・あらすじ

「物語の王国へおいでなさい、アミル」本好きな少女・アミルが招かれたのは、『物語機関(ノベルエンジン)』という独自の技術を使って本を独占し、長い戦争の中で中立を保つイストリヤ王国――通称『物語の王国(ノベルダム)』。遅刻魔の上司・ディレイや個性的な同僚とともに王立図書館司書『本の虫』として働き始めるアミルだが、広大な図書館には未完の傑作『五國物語』の謎が隠されていて……!? 
物語を愛するすべての人へ贈る、異世界ビブリオファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • 王道の児童書のような感じ。
    物語を動力に動く機械は夢のようだ。しかしハッピーエンドのようなそうでないような。登場人物の力の引用が兵器転用できると考えたように、最後に構想していた「形のないもの」の引用もいずれ兵器になるな。争い憎む心や、不治の病が引用されてばらまかれたらと思うと恐ろしい。

  • 全然関係ないんだけどスオウ先生の作画、ありし日の月刊WINGSって感じするんだよなあ・・・(※本当に関係ない)
    ベタっていえばベタなオチなんだけども、本の虫って職業いいな~~と思ってしまう程度には惹かれる設定でしたね。
    あとディレイのCV内山昂輝感は異常。

  • 想像力は力。物語を読むことで得られる力は実感しにくいかもしれないけど確かにある。その人のなかに蓄積されていく。この本を読むことでそれに気づいてほしいな。口で教えられてるより説得力があると思う。面白い設定で夢の図書館だなー。

  • 新聞評にあったので読んでみたが、私にはイマイチだったなあ・・・なんか難しい・・・

  • 本が好き、読書家のアミルが「本の虫」こと、物語の王国(ノベルダム)の王立図書館司書になるところから物語が始まる。

    物語を引用(クオート)して、紙魚と闘ったりして、設定がおもしろかったです。

  • 本が大好きな少女アミルが招かれたのは、『物語機関(ノベルズエンジン)』という独自の技術を使って本を独占し、長い戦争の中で中立を保ち続けたイストリヤ王国――通称『物語の王国(ノベルダム)』。
    物語の紡がれる言葉によって様々な恩恵を受けているその国で、アミルは王立図書館の司書――『本の虫』となって働くことになる。
    そしてその図書館ではアミルが大好きな未完の名作『五國物語』の最終章が眠っているらしく……。

    ディレイの正体が分かってから、俄然面白くなります。
    なんで「遅刻魔」がそのまま名前になってるんだろう? とは思ってましたが、その発想はなかった。
    あとつい嫌なことがあると逃げてしまっていたアミルが成長していくのも良かったですね。
    物語の持つ力を最後「これでもか!」と語ってくれたのも本好きとしては嬉しいところ。
    正直、『五國物語』もちょっと読んでみたくなりました。

    ただ、世界の設定もよく練られていて、中々面白いとは思うのですが、ちょっと分かりづらかったかなぁ、と。
    突然作中で文章のレイアウトが変わることがあるのですが、その意味が最後らへんまでよく分からなかったという…。
    後半の面白さにたどりつくまでの過程が、もうちょっとわくわくするような楽しさがあればより良かったかなぁと思いますが、デビュー作でここまで書けるのなら今後が楽しみな作家さんではあります。

    ちなみに最後にシムカが読んでいる「人喰い薔薇と戦う騎士団の物語」って著者のもう一つの作品『オリヴィアと薔薇狩りの剣』のことなのかしら、なんて思いつつ。

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著者プロフィール

岡山県出身。第13回ビーンズ小説大賞にて、審査員特別賞を受賞。

「2018年 『花仙国伝 後宮の睡蓮と月の剣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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