セブンズ! (1)

  • KADOKAWA (2017年12月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041037263

作品紹介・あらすじ

岩手県釜崎市。女子ラグビーチーム「ブロッサム」を率いる浩子は、来年の国体を見据えてチーム作りに奔走していた。なんとか個性豊かなメンバーが集まったものの難題は山積みで多くの壁にぶつかるが・・・・・・。

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災は創作分野においてもその前後で世界のありようを変えたと考えているんだけど(アマもプロも)、この作品もその震災後の世界にある作品。
    五十嵐貴久センセって他にもなかったっけ?
    それだけ取材してるってことなんかなー。

    震災後を背景にするとどうしても(ややもすると結局は)最後には前向きな意識を魅せて終わりがち。希望がないとあかん…てのはわかるんだけれども、それだけしかない、登場人物の気持ちの変化だけしかない作品も震災直後とか目立った記憶があるんだよなー。
    そこに今作は7人制女子ラグビー、しかもラグビーに縁ある岩手でってのがフック。
    震災だけじゃない、物語がその地にある立派な証明になってるのがイイネ。

    ただ、中身としてはもっと人間ドラマを詳細にして欲しかった気が-。
    ボリューム? 各人の、それこそ主人公ポジの泉にしたって変化が激しくて機微が足りない!て思いがしたもの。
    いわんや他のキャラならいわずもがな。惜しい。
    (主人公は浩子さんなんじゃないのかって気もする…)
    ライバルチームにもダイヤの原石みたいな子がいるのに磨き切れてないカンジ。

    でも、そうした作中の不足が想像を生む余地なのかもしれないし、もしかしたら7人制ラグビー、女子ラグビー、そして岩手への興味を育てるのかもなー…って。
    2019年はラグビーワールドカップ。
    あまり興味は無かったんだけれども、今作読んで興味が湧いたw
    もちろん女子ラグビーも、オリンピックも。
    つまり、それだけ面白く読めたってことねw

  • 岩手県釜崎市の職員でありながら、女子7人制ラグビーチーム「ブロッサム」の選手兼監督を務める奥寺浩子。地元での国体開催によって優勝を宿命づけられるも、チーム編成に頭を悩ませていた。個性豊かなメンバーがぶつかり、衝突する中、浩子は国体に向けてチームをまとめていく。
    世代が違う選手が集う、さわやかなスポーツ小説。

  • 青春スポーツ小説家。
    爽快感あり。

    意外性やドラマチックな展開は希薄に思いました。

  • いっきに読めました!
    この作者さんの作品はきゃぴきゃぴした男の登場人物がいるとさらに面白くなるのになぁ

  • 期待しすぎだったのかな?
    初めの方はとっつきづらかったです。
    だからって訳じゃないけど、途中から盛り上がった感じです。
    後半は一気に読み終わりました。

  • 王道スポ根小説。
    チーム作り、モチベーション作りって大変

  • ラグビーの町、岩手県釜崎市。
    7人制女子ラグビーチームの監督を務める奥寺浩子は、来年に地元で行われる国体での優勝を目指し、チーム強化に奔走していた。
    浩子の尽力で、子育て中の主婦、俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら、個性豊かなメンバーが集まるも、寄せ集めチームには、何かが足りなかった。
    浩子は、かつてラグビーをしていた妹の泉に大きな可能性を感じていたが、泉はある理由でラグビーから目を背けていた…。
    (アマゾンより引用)

    父親に期待されなかったからやめたとか、父親にそこまで愛情持てることがすごい(笑)

  • ノンフィクションぽく 女子ラグビーの現状をドラマのように 盛り上がったり 涙したり 笑ったり
    共感したりできる楽しい本だった。
    姉妹の妹の方が ラグビーに一途な姉に憧れながらも 
    ラグビーを嫌っていた。しかし ひとつのきっかけから
    ラグビーに染まり 姉を抜いて 一流になって行く様子を ワンパターンながら 楽しく描いていて
    楽しく読みました。

  • 2019年ラグビーW杯で盛り上がりで終わり、本書を手に取ってみた。

    合宿時の監督のシゴキで、選手達の言動がおかしくなっている。かわいそうだけど少し笑える(笑)

    体は疲労困ぱいしてボロボロだが、精神力は鋼のように研ぎ澄まされていく。

    後半、息を吐く間もないほどの接戦!

    スポ根小説、好きだなぁ。

    延期になった2020東京オリンピックで7人制女子ラグビーを応援したい‼︎

  • 岩手県釜崎市、市民スポーツ課職員の奥寺浩子は女子ラグビーのトップ選手だった経験を買われ、岩手県代表の女子ラグビーセブンズチーム「岩手ブロッサム」の監督に就任する。しかし、東日本大震災で失った希望を県民に取り戻すため、目前に迫った岩手国体で優勝することを目標に選手の育成に励んでいたが、チームはまとまらず選手は次々と辞めていった。浩子は、選手集めに奔走しながらも、残った選手たちにハードな練習を課す。あまりの過酷さに浩子に対する不満は募るばかりだった。そんな中、浩子の妹の泉がブロッサムに加入するが、これまでの泉のチームへの言動に対して選手たちから大きな反感を買う。浩子にとって、何としても国体優勝を勝ち取るためには泉の力が必要だった。大会が近づくにに連れ、練習のハードさは増していく。選手たちは限界だった。そして、いよいよ国体が開幕する。女子ラグビーとはいえ、男子にも負けないスピード感や迫力をもって勝負に挑む選手たちの姿に感動を覚える。泥にまみれ、タックルを受け、満身創痍になりながらも、なぜ戦い続けるのか。「ラグビーが好きだから」。強き女性たちのラグビーに賭ける熱い情熱に心が溶かされます。

  • 2019/2/24

  • 震災後の岩手にある都市の女子ラグビー。
    スポ根青春ものでもあり地域振興や姉妹の確執なども織り混ぜて。
    試合の描写ってただ書き連ねてるだけだとそのスポーツに興味ないと入ってこないけど
    うまいこと飽きずに読ませてくれた。

    【図書館・初読・8月9日読了】

  • ラグビーの町、岩手県釜崎市。
    7人制女子ラグビーチームの監督を務める奥寺浩子は、来年に地元で行われる国体での優勝を目指し、チーム強化に奔走していた。
    浩子の尽力で、子育て中の主婦、俊足女子高生、重量級の双子の姉妹ら、個性豊かなメンバーが集まるも、寄せ集めチームには、何かが足りなかった。
    浩子は、かつてラグビーをしていた妹の泉に大きな可能性を感じていたが、泉はある理由でラグビーから目を背けていた…。

  • 練習のくだり…
    読んでいるだけで
    オエッてなりました。

  • 女子ラグビー スポ根 走れ。

  • 熱いスポコン小説と地域のためという地域振興の側面で楽しめた。釜崎市市役所に勤める浩子は、地元の国体優勝のために7人制の女子ラグビーのメンバーを集める。主婦、女子高生、重量級の双子姉妹達という個性豊かなメンバーが集まる。旅館のオババや浩子の上司もバックアップし、国体優勝へ全員が一丸となり厳しい練習をこなし、ラグビーに後ろめたさがあった、浩子の妹の泉が最初は浮いていたが、練習をしていくに連れ、高校生のジャスミン達とも打ち解け、チームに欠かせない戦力となり、国体もチーム力と全力でプレーする姿に熱くなった。

  • オリンピックの最中とあってついつい重ね合わせて読むところが多かったが、それにしても過酷すぎる試練。王者となるためにはここまでやらないといけないのかな。途中で逃げ出すシーンに思わず肩入れしちゃったし、姉妹の確執は結構アスリートあるあるだったりして。などと憶測しながら読むのは楽しかったかな。

  • ラグビーが盛んな岩手県釜石市で、7人制女子ラグビーのチームを率いている浩子と、その妹でラグビーを嫌悪している泉。
    両親は亡く、ふたりで暮らす年の離れた姉妹を主役に据え、震災で傷ついた故郷に誇りを取り戻したいと女子ラグビーの活躍に期待する市の職員や、その期待に応えようとしながらプレッシャーを感じるチームメンバーたちを描いたスポーツ小説だ。

    定番の王道ではあるけれど、7人制ラグビーというあまり知られていないスポーツが主軸なため、興味深い。7分ハーフという思いのほか短い試合時間や独特のルール、とんでもない運動量が必要な事など初めて知ることが多く、楽しめた。

  • 女子ラグビー。
    文章ではあまり伝わってこなかった。
    淡々と読んだ。

  • 楽しかったー。
    ラグビーは全然知らないけど、試合シーンまで含めてばっちり面白かった。
    こちらも東北が舞台ということで、気仙沼ミラクルガールズを彷彿とさせる空気感に胸が熱くなる。
    特に浩子の泉への語りはぐっとくる。
    女子ラグビーの試合、TVでやってくれないかな。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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