- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037324
作品紹介・あらすじ
2004年に怪談専門誌『幽』でスタートした〈深泥丘シリーズ〉。今夏、シリーズ完結篇となる第三集『深泥丘奇談・続々』がついに刊行。本格ミステリ作家が「謎→解決」の枠組みにとらわれない創作怪談に挑んだことで、第一集刊行時には大きな話題となった本シリーズ。作中の京都・深泥丘界隈に住む作家の「私」は、相も変わらず奇天烈な怪異体験とその忘却を繰り返しています。もはや「怪談」の枠組みにさえとらわれない、奔放な、前代未聞の「奇談」の数々――! とりわけラストに収録された「ねこしずめ」は、奇抜な発想、豊かな幻想味、文章の妙などがあいまって生まれた、およそ類例を見ない傑作小説。綾辻行人のさらなる新境地。
ブックデザイン:祖父江慎 イラスト:佐藤昌美 ◇初出:「幽」「文芸カドカワ」連載
深泥丘奇談・続々 (幽BOOKS)の感想・レビュー・書評
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今回も装丁がうっとりする程素敵。
カバー下まで凝った作りで、これは電子書籍では味わえない楽しみですね。
前2作同様、読んでいるうちに夢が現実か分からなくなるような不思議な感覚が心地良い。
『猫密室』…ミステリ作家というのはこういう風にプロットを組み立てていくのかと分かって面白い。是非この短編を書いて欲しい(笑)
『ねこしずめ』…想像するとシュールなんだけどちょっと可愛い。
『海鳴り』…奥さまの著作のあのタイトルが並んでいて、嬉しい発見あり。
短編同士が繋がっていたりするものもあり、読み返すのも面白そうです。 -
ホラーではない、なんだか不思議な怪異譚「深泥丘」シリーズ第三弾にして最終巻。
相変わらずの薄ぼんやりした幻想的な風景と暮らしっぷりが読んでいて別世界に迷い込んだような心地よさが。でもさすがに3冊目ともなるとその幻想世界にも幾分慣れてしまった感もありましたが。
でもこれで終わりかー・・・それはちょっと寂しいなあ。 -
このシリーズ、落語系ホラーと個人的に呼んでます。だってイチイチ落ちがついてるから(笑)
今回も猫柱に笑ってしまった。
とりあえずこれで連載は一段落だそうです。 -
これで一区切りだそう。寂しい。
けけけのコドモ、こわい。こわすぎる。
実話なんだっけ違うんだっけ、と曖昧になる。
アレ眩暈が… -
これを読むために文庫2冊を買い直し、読み直し。
シリーズ完結編。
Twitterで出てた通り、なんと装丁の素敵なこと。カバーめくっても最後のページまでも手が込んでる。
猫もかわいい。
文庫になったら、どうなるんだろう。
こういう雰囲気の中にダイエットネタが入るとは。だからますますエッセイ感が。
「その猫たちにはまったく人に踏まれた形跡がなかった」
他の誰がこんなフレーズを思いつこうか。
現実の綾辻さんも体を休めて、体調が良くなりますように。 -
作者は猫が好きなんだろうか。
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怪奇系もいいんだけど、やっぱり綾辻さんには謎やグロを求めてしまう…
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