七人の手練 たそがれ横丁騒動記 (1) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037355

作品紹介・あらすじ

年配者が多く〈たそがれ横丁〉とも呼ばれる浅草田原町の紅屋横丁では、難事があると福山泉八郎ら七人が協力して解決し、平和を守っている。ある日、横丁の店主に次々と強引な買収話を持ちかける輩が現れて……。

感想・レビュー・書評

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  • 事件は重いんだけど、人情話にしては少し軽いような。

  •  浅草田原町のたそがれ横丁に起こる事件を、七人の達人たちが解決する長編シリーズ。
     もともとトラブルがあったらみんなで協力して解決していたようだけれど、シリーズ第一作では、いきなり深刻で重大な事件が起こって、解決すると分かっていてもハラハラしながら読みました。
     みんな、カッコいい!

  • 手習い所を営む福山泉八郎がたそがれ横丁の住人たちと駒五郎率いる連中の悪だくみを解決する物語だが,剣の使い手との勝負の記述が素晴らしい.天保時代では奉行所の力も江戸全体に及ばない状態で,長屋に住み腕の立つものが街を守ったのだろう.

  • シリーズ第一弾
    はぐれ長屋の用心棒とほとんど同じ構成?
    初回はたそがれ横丁の危機に7人が?

  • 鳥羽亮さんの時代物、ワンパターンで色気は少ないですが・・・、発刊されるとどうしても読んでしまいます(^-^) 華町源九郎等が活躍する「はぐれ長屋の用心棒シリーズ」も№34「怒れ、孫六」(2015.8)、№35「老剣客躍る」(2015.12)になりました。今回、2015.11、新しいシリーズ、「たそがれ横丁騒動記シリーズ」が始まり、「七人の手練」を読みました。はぐれ長屋からたそがれ横丁ですw。まずは、神道無念流の福山泉八郎はじめ7人衆の人となりの説明です(^-^) 脇を固める人物も覚えておきたいですね!w

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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