彩雲国秘抄 骸骨を乞う (下) (角川文庫)

著者 : 雪乃紗衣
制作 : 由羅 カイリ 
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年2月25日発売)
4.47
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  • 本棚登録 :199
  • レビュー :18
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037416

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計650万部突破の大人気シリーズ「彩雲国物語」。
その“真の完結編”がついに登場!
ここでしか読めない文庫特別書き下ろし95ページも収録!

『劉輝……大丈夫。私はいなくなったりなんて、しないのよ』
伝説の女性官吏・紅秀麗──彼女が彩雲国国王・紫劉輝の妃となり、母となった一年間を描く「氷の心臓」、稀代の暗躍者・凌晏樹の数十年にわたる愛憎を描く「北風の仮面」、「運命が出会う夜」、「風花」の4編に加え、劉輝の最後の道行きを描ききった、角川文庫版でしか読めない特別書き下ろし「秘話 冬の華」95ページも収録! 
著者渾身の傑作ファンタジー「彩雲国物語」真の完結巻。

彩雲国秘抄 骸骨を乞う (下) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 晏樹が「うふ」と言う度に何故か切なかった。秀麗は旅立つ前に愛しい人々に要所要所でメッセージを残しているのが泣ける。劉輝と娘の旅の最後に…勘弁してよ(驚き泣き笑い)。主人公(だったのね)劉輝での幕閉じはもう…滂沱の涙。人の生き死にに容赦のない壮大なスケールの物語完結。素晴らしい。

  • 単行本では既読の短編4作に、書き下ろしの「冬華」を
    収録。この「冬華」が秀逸。
    50歳前後の時の王である劉輝と娘の重華の話。
    あのクソジジイの仙との新たな関わり、
    絳攸の王を失うことへの恐れ、若き子若の想い、
    そして重華。
    懐かしい名前がひょいと出てくるのが楽しめました。
    が、涙、涙です。本当にもう~。
    特に、静蘭と楸瑛が朝賀の間に登場する場面はね。
    それにしても、第1作目と比べると、作者の成長ぶりがよくわかります♪

  • あぁ、終わった。。。
    秀麗の最期、からーの、ちょっとコメディ、で、最後に劉輝のその後の話。

    この劉輝のその後のお話が本当に切なくて。。。
    おぉい!藍将軍!先に死んじゃダメでしょ!ってつっこみたくなりましたよ。それほど悲しかった、劉輝の心を想うと悲しかった。

    でも、あの壮大な物語の最後として相応しいお話でした。

    ありがとうございました。
    そして今年読んだほんの記念すべき100冊目がこの本で良かったです。

    2017.8.18
    100

  • シリーズ完結編の意味合いを持つ短編集の下巻。下巻では晏樹(行方不明になるのだが)、秀麗、劉輝の死に際までの話が書かれている。この短編集を読むと、旺季を慕う官吏たちが本当に旺季という人物に陶酔し、従っているということがよくわかる。あと人物の死に際の話ばかりなので全体を通して暗くなりがちだが、「運命が出会う夜」はシリーズ初期の頃のノリがあってなかなか面白い。これを踏まえたうえでもう一度最初からシリーズを振り返りたくなってきた。中々機会ができるか難しいが、もう一度シリーズを読み返してみたいと思う。

  • 単行本にはなかった新作の後日譚が載ってるということで、それが楽しみでした。
    楽しみにして期待値のハードル上げてたけど、更に上をゆく満足感。
    この後日譚もシリーズ化してほしい。
    二人の娘、重華のキャラデザ見たい。
    紫仙じじいの若い姿も。
    なにより、恋の決着が気になってしょうがない。

  • 本当に、仕えたいと思う王(人)というのは、人によっていろいろだろうけど、本当に仕えたいと思う王に仕えられる幸せは、何物にも替えがたいものなんだろうな、としみじみ感じた書き下ろしでした。
    時代が移り、懐かしい人たちが去って、新しい人たちが来て、残る存在もあって。どこかにみんないる。不思議で重層的な彩雲国物語の世界観が好きなので終わってしまうのは本当に寂しいけど、骸骨の後の書き下ろしが、いい終わり方だなと思いました。

  • 下巻読了。
    これにて本当におしまい、という物語でした。
    上巻ではこき下ろされていた側近たちも、挽回できて良かった良かった(笑)。
    書き下ろしの終わり方が静かで、少し幸せそうで。
    作者にも登場人物たちにも「お疲れ様でした」、と言いたいです。

  • 上下読了。
    秀麗の物語であった本編とはまた違う側面を見せる劉輝の物語。
    寂しさに絡め取られてよたよたと歩く王だけれど、本当に多くの人から愛され、また深く人を愛した素敵な王様だったなと思います。

  • ずーっと死が纏わりついてたストーリーだったから、『悪夢の国試組』で虚脱して呆けてたところに(これもなかなか深い話ではあったが)、最後に書き下ろし『冬の華』を持ってこられて、もう、もう、(T^T)。ほんとにこれで終わりなんだ。ああ大河だったなあ。

  • 秘話について
    随分と秀麗ちゃんが好きだったので、
    娘さんはどうなるのだろうと、ちょうど登場人物のような期待を勝手に抱いていました。
    読み終わった感想としては、一人の人間としての娘さんがとても好きになりました。
    骸骨を乞うをハードカバーで読んだときは、旺季側がすごく好きになって、側近組がなんか相対的にどうなんだろうとちょっと思ってしまったものですが。。。
    秘話を読んでもう泣けて仕方なかったです。
    側近組がもう本当にさいごまで、良かった。

    娘さんが好きになった?相手も救われそうな兆しもあることを含め、あー作者さんはこの物語や人物たちをとても愛しているのだなあと感じました。
    娘さんが、秀麗ちゃんとぜんぜんちがうのに、秀麗ちゃんにとってもそっくり(たぶん王にもそっくり)でとっても好きです。藍の息子も非常に良い性格をしていると思います。

    実は、作者さんの別の作品を(時間がなく)なかなか読めなかったのですが、あまりにも彩雲国物語のまま綺麗に終わったので、手をつけられそうな気がします。

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