公爵令嬢の嗜み (1) (カドカワBOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037423

作品紹介・あらすじ

「これって乙女ゲームのエンディングシーン?」前世の記憶が甦ったのは、床に押さえつけられた公爵令嬢(私)が婚約者の王子に婚約破棄をされる場面。設定通りだと、この後は教会に幽閉というバッドエンドで――!?

感想・レビュー・書評

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  • 第2王子から婚約を破棄されたときに前世を思い出し、その場を上手くしのいだアイリスは父親から領地の経営を任されることになり、会計事務をやっていたことや前世の知識を生かして、領地の大々的な改革を始める。発想は面白いのだが、なんかね、経営学の実践講座みたいで、ちょっと退屈。

  • 始まりは悪役令嬢モノ(乙女ゲーのエンディングの場面で前世に気づく)といういつものアレなんですが、結婚も出来ないし領主代行としてバリバリ働くぞ!という前世の知識を活かしてお仕事をするお話でした。物語が進むにつれて王家や隣国をも巻き込んだ壮大なストーリーになっていくので面白かった(1巻ではお仕事中心)です。主従好きやお仕事シーン好きにオススメ。

  • 乙女ゲーム転生もの、悪役令嬢のバッドエンド後ストーリー。

    真面目に領地経営する公爵令嬢の二年間。
    現時点ではゲームヒロインと第二王子は放置で、ストーリーはサクサク進んで楽しく読める。

  • 始まりは凡庸で、乙女ゲープレイしてた設定とか必要?とか思ったけど、後々にも主人公の思考変化を裏付けるために活用されてて良い感じ。

  • 転生したら悪役でしたー!って話はよくあるけど、その後のヒロインの立ち回りは天晴!(とはいえ、あまりその流れの話は読んでないけど)周りをかためる面々がヒロインが幼子の時に拾ったメンツってのもいいね。忠誠をつくすものばかりかと思えば、1人ひねくれた表現しかできないものも。でも基本的に忠誠なのよね。そんな彼が見た目は好きだわ。こんなとこで2巻に続くか。パーティでエスコートするのは改心気味の弟かな!?

  • コミックス版が面白かったので続きが気になり購入。女性向けのカドカワBOOKS商品ですが、コミックスは角川コミックエースから出ているので男性も読める内容になっています。

    いわゆる「悪役令嬢」モノと呼ばれるジャンルの作品。乙女ゲームの異世界に大貴族の令嬢として転生した会計職OLが、持ち前の知識を武器に商売を始め、自分が治めることになった領地を発展させていきます。

    「働く女性」をテーマに掲げているためか、商売事や政争がメインで恋愛要素は薄目。
    アンチ乙女ゲー的な展開をしていますね。だがそれがいい。

  • 転生系の冊子体には珍しく絵が綺麗。重要だと思うんだ、絵は。

  • 乙ゲー悪役令嬢転生モノって流行ってるの?悪役令嬢視点だと、やっぱり悪役令嬢を応援したくなるわ。てか、元はと言えば悪役令嬢の婚約者が婚約解消しないままの浮気?が悪いのよ。悪役令嬢は日本のOLの記憶を持って転生して、本来の公爵令嬢の記憶と共存してる設定だけど、元OLメインの思考と行動だよね。元の公爵令嬢の性格は邪魔しないのかな。

  • 前世での記憶を駆使し、婚約者にフラれるというバッドエンド後の世界をキャリアウーマンとしてバリバリ生きる公爵令嬢の話。税務のこととか複式簿記とかけっこう専門的な言葉が出てくるので、その辺りが分かればもっと面白く読めるのでしょうが、分からなくてもスルー出来る内容でした。私がそうでしたので(笑)自分を振った第二王子の出来なさっぷりとかが話を進めていくうちにどんどん明らかなになってきたり、アイリスに対して不遇な扱いをしていた人たちの鼻を明かすシーンなどは読んでてスッキリしました。しかし、ここまでバリバリ働いている公爵令嬢も珍しいのでは(笑)1巻では恋愛要素はほとんどありませんが、2巻では第1王子との絡みなんかもあるといいですね。腹黒な王子楽しみです(笑)webの方では続きもあったし、たぶん2巻も発売するのでしょう。

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著者プロフィール

作家。2015年2月より小説投稿サイトに「公爵令嬢の嗜み」を投稿開始。

「2021年 『悪徳女王の心得2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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