男装騎士の憂鬱な任務 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 71
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037584

作品紹介・あらすじ

騎士の少女オデットは弱小国の王子クルドアに仕えている。クルドアが大国の王女に婿入りする際も付きそうことに。ただし“男”として! だけど王女の近衛騎士フィスターに正体を怪しまれ、事あるごとに絡まれて!?

感想・レビュー・書評

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  • コメディチックでオチも良い。
    男装モノは隠すことへの罪悪感がいい味を出してくれる。解放してラクになりたいという欲求と自制心の板挟みが素晴らしい。
    それとパルテア王国の戦闘スタンスは新鮮だが説得力があり面白かった。
    オデットのキャラも良かった。

  • 主人公がアホ可愛くて読んでて楽しかったです!
    会話も軽快であっという間に読み終わってしまった~。ラヴの方はほぼないに等しいので続編に期待します。

  • 王子の婿入り先に憑いて行く事になったけれど
    諸事情で男装をせねばならなくなった主人公。
    彼の辛い日々は、輿入れを前に始まった。

    もう家族から突っ込みどころ満載です。
    最期までやってくる手紙の内容は、笑いと言うより
    悲壮感がただよってきます。
    これは受けとる側としては、泣くしかない!

    掛け合い漫才も面白いですが、主人公の脳筋っぷりが
    すがすがしいほどです。
    周囲から、ならともかく、己も、主人もその認識。
    だからこそ…な、彼の読みだったのでしょうが
    知っている側としては、そうとしか。
    騙された、というのでしょうか、これも?w

    脳筋、の意味も、攻撃あるのみ、の意味も
    すべてが繋がった時、なるほどな、と思いました。
    その状況下におかれれば、一瞬が命取り。
    進化するかのごとく、そこが突起しただけ。

    ラブコメ、との事ですが、コメは従者達で
    ラブは主人達、という認識でよろしいでしょうか??

  • コメディー男装もの。なろう系らしいゆるい雰囲気の作風なので、物語の設定やら構成やらがきになる人にはおすすめしない。
    少女騎士だとバレたくない脳筋少女騎士オデットと、彼女の嘘をなんとかして暴こうとする騎士フィスターとの掛け合いが楽しいの男装生活です。
    ラブもトキメキも緊張感も薄くて、私とはいまいち馬が合わずかなり途中でだるくなったけれど、ラストのオチだけは笑った。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5094.html

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著者プロフィール

神奈川県在住。他著書に「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」(角川ビーンズ文庫)などがある。

「2016年 『先輩の妹じゃありません!2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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