- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037911
作品紹介・あらすじ
ボランティアの大学生が教えてくれる、影絵芝居のワークショップに参加したカケルたち。学生の一人で、ピータパンの格好をした奈美と、部長の秋田に影でできるサッカク<チェッカーシャドウ錯視>を教わりすっかり夢中になる。その時、あやしいサラリーマン二人組が会場にやってきた。どうやら奈美を捜しているよう。カケルたちの機転で逃げ出すことができた奈美は、後日みんなにその訳を話す。あの二人組は高齢者を狙ったインチキ商法の社員で、奈美の祖母もだまされて大金を払ってしまった。頭にきた奈美はアルバイトとしてその会社に潜り込み、動かぬ証拠を手に入れたという。あいつらはそれを狙って奈美を追いかけてきたのだ。奈美はいつも大事に持ち歩いていた根付の中にその証拠を入れ、ワークショップにあったお菓子の箱に隠したというが、箱にあった根付の中身は空っぽで、よく見ると根付も偽物にすり替わっていた! 本物の根付はいったいどこに? 今回もたくさんのサッカクが登場、サッカク探偵団が大活躍!
感想・レビュー・書評
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あくまで挿絵だから、そこまで自己主張がある訳でなく、小説の理解を助けることが、どうしても第一義になる。となると、必然的に世界観も限定的となり、物足りなく感じてしまう。
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いろいろな事件があって、かけるがまきこまれたりしたけど、解決してよかった。錯覚のページも面白かった。
はやく4も読みたいです! -
様々なサッカクがあって面白かった。Kが誰なのか、続編が楽しみ!
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続いてるー!!
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ゆらゆら揺れるオオウチ錯視、長さを見誤るシェパード錯視恐るべし。今回もおもしろかった。主人公の小学生坂上カケルが謎の影に追われ、かねてからの謎の一部が明らかになる。このシリーズはヨシタケさんの絵が目当てで読み始めたが、児童書ながら錯視・錯覚をテーマにストーリーを盛り上げていて内容も楽しく興味深いのだ。現代っ子を描かせたらヨシタケさんはピカ一。カケルたちは実に礼儀正しく、賢く勇気ある子供たちで、末頼もしい。