サッカク探偵団 (3) なぞの影ぼうし

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 174
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037911

作品紹介・あらすじ

ボランティアの大学生が教えてくれる、影絵芝居のワークショップに参加したカケルたち。学生の一人で、ピータパンの格好をした奈美と、部長の秋田に影でできるサッカク<チェッカーシャドウ錯視>を教わりすっかり夢中になる。その時、あやしいサラリーマン二人組が会場にやってきた。どうやら奈美を捜しているよう。カケルたちの機転で逃げ出すことができた奈美は、後日みんなにその訳を話す。あの二人組は高齢者を狙ったインチキ商法の社員で、奈美の祖母もだまされて大金を払ってしまった。頭にきた奈美はアルバイトとしてその会社に潜り込み、動かぬ証拠を手に入れたという。あいつらはそれを狙って奈美を追いかけてきたのだ。奈美はいつも大事に持ち歩いていた根付の中にその証拠を入れ、ワークショップにあったお菓子の箱に隠したというが、箱にあった根付の中身は空っぽで、よく見ると根付も偽物にすり替わっていた! 本物の根付はいったいどこに? 今回もたくさんのサッカクが登場、サッカク探偵団が大活躍!

感想・レビュー・書評

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  • あくまで挿絵だから、そこまで自己主張がある訳でなく、小説の理解を助けることが、どうしても第一義になる。となると、必然的に世界観も限定的となり、物足りなく感じてしまう。

  • いろいろな事件があって、かけるがまきこまれたりしたけど、解決してよかった。錯覚のページも面白かった。
    はやく4も読みたいです!

  • 様々なサッカクがあって面白かった。Kが誰なのか、続編が楽しみ!

  • 続いてるー!!

  • ゆらゆら揺れるオオウチ錯視、長さを見誤るシェパード錯視恐るべし。今回もおもしろかった。主人公の小学生坂上カケルが謎の影に追われ、かねてからの謎の一部が明らかになる。このシリーズはヨシタケさんの絵が目当てで読み始めたが、児童書ながら錯視・錯覚をテーマにストーリーを盛り上げていて内容も楽しく興味深いのだ。現代っ子を描かせたらヨシタケさんはピカ一。カケルたちは実に礼儀正しく、賢く勇気ある子供たちで、末頼もしい。

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著者プロフィール

「五本目のろうそく」で2001年第2回グリム童話賞優秀賞受賞、04年「冬の龍」で第10回児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞(06年、福音館書店より刊行)、07年同作で第17回椋鳩十児童文学賞を受賞。主な作品に『時計塔のある町』「サッカク探偵団」シリーズ(KADOKAWA)がある。

「2020年 『からくり探偵団 懐中時計の暗号を解け!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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