はだかんぼうたち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 401
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041037973

作品紹介・あらすじ

桃は35歳の歯科医。入籍間近と思われていた恋人と別れ9歳下の鯖崎と付き合い始めた。だが鯖崎は桃の親友の主婦・響子にも興味をしめす。一方、ネットで知り合った60歳の男と同棲していた響子の母・和枝が急死。亡き母の同棲相手への対応を巡り響子は夫と衝突する。そんな響子に鯖崎が接近し始め、桃は別れた恋人と再び会ってしまう……。年齢も境遇も異なる男女たちを通して恋愛、孤独、結婚の赤裸々な姿が浮かび上がる。

感想・レビュー・書評

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  • rinpippi.hateblo.jp/entry/2016/02/09/061441
    長いのでブログにて。

  • 思ったよりも多くの人物がそれぞれの考えを主張して、まったく相容れない人たちもいれば、どこか通じ合うところのある人たちもいて。結婚と恋愛、どちらがいいかなんて、絶対的に正しい答えなんて誰も持っていなくて、ただ、信念としての正しさだけは確実に存在するのだ。とは言え、信念に沿って生きている人も、常に幸せでいられるわけでもなくて。自由に孤独がつきものなら、自由も孤独も愛せる人が幸福なのかもしれない。

  • 様々な人物が登場します。歯科医をしている桃、その親友の主婦響子、そして二人の家族や、恋人。多くの人物がいるのに、うまく書き分けられていて、それぞれの気持ちが想像できます。

    桃は、9歳下の鯖崎に惹かれ、長年付き合った石羽と別れます。しかし、鯖崎は響子にも興味を持ち始めます。それから桃は、石羽と再び会ってしまいます。

    客観的には桃の母親のように、何で石羽と結婚しなかったのかと思い、何がしたいのかさっぱりわからないのかもしれません。

    でも、誰と一緒に過ごすのか、どのような人生を生きるのかは、自分で決めるものです。“「みんな、いつまでこんなことをするのかしら」(p359)”と言いながらも、他人の意見に惑わされず、みんな自分に正直に生きているようで、だからこそ生き生きとしていて、理想の生き方だと感じました。自分の時間、自分の人生、それは自由でいいのだと思いました。

  • 話の展開には引き込まれるのだけれど、もう少し焦点を絞って欲しかった。
    ちょっと残念。

  • 江國香織らしくて気持ちいいくらい。
    「いつまでこういうことをするんだろう」

  • 再読。
    婚約破棄した桃と、年下の彼鯖崎と、桃の親友で四児の母響子と、その周りの人たちの一年半くらいの物語。
    江國さんの文章を読むことは楽しめるが、のめり込むほどではなかった。
    山口と安寿美とか美紗子とか未来とか奈良橋とか、確かにそういう関係するすべての出来事が各々を主役にして存在するのはわかるが、そこまで拡げなくても良いような、いっそもっと深めて大作にして欲しいような、むしろ由紀と陽をもう少し知りたいと思ったり、全体的に中途半端な印象が残ってしまい、勿体無いと感じた。この期間に起こった出来事を俯瞰した物語、ということで割り切っているのかな。

  • 沢山の人が出てきすぎ…のような。

  • 多分私の周りにいるひとが桃の立場だったらみんな石破と結婚すると思う。私もする。
    魅力的な人はすごくいいけど近づきすぎると疲れるよ。持論だけど。
    うちの家も兄弟多いからヒビキの家の描写は心が痛くなった。こどもがいっぱいいるなんてぞっとする。

  • 2016年11月29日購入。

  • 登場人物が多いです…
    その上、短いスパンでそれぞれの登場人物の目線で話が切り替わるので、最初は少し混乱。
    でも、母娘との微妙な関係とか結婚、恋愛に対する考え方とか様々で、面白かった。

    2017.2.15

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プロフィール

江國 香織(えくに かおり)
1964年、東京生まれの小説家。
1986年、児童文学雑誌『飛ぶ教室』に投稿した「桃子」が入選。2004年、『号泣する準備はできていた』 で、第130回直木賞を受賞。他、山本周五郎賞、中央公論文芸賞、川端康成文学賞、谷崎潤一郎賞など受賞歴多数。
代表作として、映画化もされた『きらきらひかる』や『冷静と情熱のあいだ』など。女性のみずみずしい感覚を描く作家として、多くの読者を魅了している。また、小説から絵本から童話、エッセイまで幅広く活躍中。翻訳も手がけている。

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