結婚 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 97
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038086

作品紹介・あらすじ

結婚願望を捨てきれない女、現状に満足しない女に巧みに入り込む結婚詐欺師・古海。だが、彼の心にも埋められない闇があった……父・井上光晴の同名小説にオマージュを捧げる長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 詐欺師の話だけど、すごく寂しい詐欺師だと思うんだ。

  • 日本中を旅して結婚詐欺をはたらく男と共犯者を含む女の話し。
    この人の話はねっとりとしてて、まとわりつく。好みかと言われれば、好きではない。

  • え、で、結局最後はどうなったのか。
    予想通りでいいのか。
    なかなか激しい結末ですね…
    鬱しかない。

  • 「結婚」
    様々な女性達を翻弄する結婚詐欺師、古海健児。結婚をめぐり、騙す男、騙される女、その孤独と欲望、感情の襞が描かれる作品。
    キャスト:ディーン・フジオカ、柊子、貫地谷しほり、萬田久子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、古舘寛治
    監督:西谷真一
    http://kekkon-movie.jp/
    Twitter https://twitter.com/kekkonmovie
    Instagram https://www.instagram.com/kekkonmovie/?hl=ja

  • ディーンフジオカ主演で映画公開中。観るかどうか迷って先に原作を。

    目次に並ぶ10名の女性の名前と職業と地名に、すべて結婚詐欺に遭った女性視点で描かれているのかと思えば、視点はさまざま。詐欺師本人やその片棒を担ぐ女性、詐欺師の妻まで登場します。

    被害者は揃いも揃って騙されたことを認めたくない。逃げられたと思えずに執拗に探したり、そうでない人はなかったことにしようとしたり。

    「男と不動産は似ている」。直感で最善の物件を選んだつもりでも、失敗するときには失敗する。いや、これって男に限らないでしょう(笑)。悪いのは女か男か。

  • 結婚詐欺師とだまされた女たちの物語。
    結婚詐欺師はひとり、女はそれぞれ詐欺師に夢を与えられ、その夢を叶えるために男を援助する。
    そして、いつか、おとこはいなくなる。

    その繰り返しではあるが、騙した詐欺師にも、騙された女たちにも、その後の生活が続いている。
    そして物語も、そのまま続いている。
    女たちの共通点はひとつ、同じ男に騙されたということだけ。
    その一点をキーに物語は続いていくが、だれがどんな風に騙されて、いま彼女はどんな生活をしているのか?
    そして、騙された女の後にも、新しく騙される女の生活が続いていく。
    読み進めていくにしたがって、いま誰の話を読んでいるのか、よくわからなくなっていってしまった。
    しかし、それが現実に起きることなんだろうな。

  • つながりがさっぱりわからなかった。

  • 欲望は底なし。

  • 話が細切れになるので、若干読みにくかった。

  • なんだか詐欺師の古海まで心にさみしさを抱えた人に感じてしまう。
    相手の本当の顔は自分が見たいように見えればいいんだろうか…

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プロフィール

井上荒野(いのうえ・あれの)
'61年東京都生まれ。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。'08年『切羽へ』で直木賞受賞。他の著書に『つやの夜』『結婚』など多数。

「2015年 『100万分の1回のねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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