記憶屋II (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038109

作品紹介・あらすじ

高校生の夏生は、記憶を消してくれる「記憶屋」を追う新聞記者・猪瀬に声を掛けられる。夏生と友人の特定の記憶が揃って消えた事件があり、記憶屋の関与を疑っているという。夏生は猪瀬と真相に迫るが……。

感想・レビュー・書評

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  • 記憶屋。
    願うと記憶を消してくれる…
    私も消されてる!

    徐々に記憶屋の正体が!
    女の人?若い?

    誰や!

    えっ!もうⅡ 終わったやん(T . T)

    これは、Ⅲ読まんと仕方なし…すぐに読み始めよ!

  • 1と同時に購入していたが、1の印象があまり・・だったので読むのを後回しにしてしまった。今回も記憶屋に反対する記者がしつこく事件を追っている。記憶屋を頼る人々は忘れたいことがあって消してもらっているはずなのに、何を忘れさせられたか探す不条理。結論は「3に続く」とされるとなんかなあという感じ。

  • 1 ~3の中では2が一番物足りないです。2は3巻と一緒に読むべきだと思う。ラノベが苦手な私にはあまり得意分野ではなかった。1が一番好きです。

  • 【忘れたことを忘れる】
    小説です。

    娘に借りました。
    早速、Ⅱを読みました。
    Ⅰよりいいかも。

  • 2016年5月角川ホラー文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。1作目と同じで、記憶を消すというアイデアだけで構築された世界でした。

  • かつて友人たちと一斉に記憶を失うという経験をした女子高生は、新聞記者から記憶屋の存在を聞かされる。
    女子高生は新聞記者と一緒に記憶屋を探そうとするがーー。
    まさか第3巻に続くとは思わなかった。
    途中で終わるなんて生殺しもいいところ。早く続きを読みたい。

  • 2作目の記憶屋。正直前回誰だったか覚えてなくて、読みながら誰だっけ?と思ってた。依頼者の記憶から消すから依頼したことも消されたことも知らないとはいえ、本人の依頼でも記憶を消すことは正しいことなのか。今回はその点について猪瀬と夏生が遭遇者の話を聞きながら話す。
    9冊目読了。

  • 2021.07.12. 読了。

    前作を読んだので流れで。
    前作の主人公の後日談とか関わる話かと思えば、別の人の話?
    プロットは同じで記憶屋を追いかける主人公と関わった人たちのエピソードで構成されている。
    相変わらず読みやすいが、前作と同じような終わり方だとつまらないなーと思いながらIIは終了。
    ここまで読んだしIIIに期待したいけど、どうかなぁ、、、という感じです。
    さて、III読もう。

  • 記憶屋1を読んだ上で、新たな展開といったところか。




    記憶屋は一体どんな人物なのか...が明かされたうえで、新たな展開が進んで行く
    2と3は内容が続くので、2を読んだら3を読まずにはいられない。
    是非全巻読み進めて欲しい。

  • 「記憶屋」シリーズの第二作目。今回は前回の話に比べて学園色が強く、どちらかというと恋愛小説っぽさが引き立っていると感じました。

    前作では、
    ・主人公遼一を中心として先輩の杏子との話
    ・弁護士事務所の弁護士高原とその周辺
    ・佐々操と隣人関谷要の話
    上記3点をなぞるようなストーリー構成でしたが、今作は
    ・主人公で高校生の夏生とその周辺
    ・読モのリナとcyanの二人
    上記2点に絞ったストーリー展開がなされています。
    このリナの話がかなり青春ラブストーリー的な感じで物語全体に対してかなりの分量を占めるので、恋愛色が強い作品と映るのだと思います。

    好みの問題になってしまいますが、私はナンバリングの無い「記憶屋」(前作)の方がストーリーは好みでした。

    記憶屋の正体について、今作では明かされていませんが、次のナンバリング作品「記憶屋Ⅲ」に内容が続くようです。

    余談ですが……織守きょうや、と男性名の作家さんですが、ところどころにちりばめられた女子高生の描写やモデルの生活ぶりを見る感じでは、女性視点を巧みに取り入れられているのだなと感心するような気持ちでした。

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著者プロフィール

1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した『記憶屋』は、シリーズ累計35万部を超えるベストセラーとなる。その他の著作に『SHELTER/CAGE』『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『301号室の聖者』『世界の終わりと始まりの不完全な処遇』『ただし、無音に限り』『響野怪談』がある。

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