魔女調伏師は闇に笑う (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.21
  • (2)
  • (6)
  • (17)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 139
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038116

作品紹介・あらすじ

理人は金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は高飛車な「魔女の専門家」だ。都内で通り魔事件が発生。被害者は占い師で邪悪な魔女と呼ばれていたという。理人は臨床心理士の玲李と調査に乗り出すが!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 魔女を調伏する仕事をしている青年と、臨床心理士の青年のバディ系ミステリー。
    魔女の分類の話などは興味深かったですが、物語の進め方(視点変更)やキャラクターにくせがあるので、好みは別れそうです。

    臨床心理士と精神科医を混合しているのでは? という描写もあり、少し気になりました。

  • ホラーというからにはホラーだけど、
    推理小説としても成り立っている。
    サクサク読める

  • 初めましての作家さん。
    読友のMirokuさんにいただきました。
    洗脳された加害者と被害者?のバックにいる占い師が
    魔女ってことで、その縛りを解くのが魔女調伏師の仕事らしい。
    リアルでもあることだからねぇ~。
    主人公のリヒトは傲岸不遜な美青年。
    美形キャラの性格によく使われるのが、傲岸不遜・傍若無人・
    唯我独尊・ナルシストで毒舌。
    しかし、これが弱い。登場人物もいまいちパンチに欠ける。
    文章というか、話の進め方が好みじゃなくて、
    リヒトが好きになれなかったんだろうなぁ~。残念。

  • 悪い魔女を「調伏」する「善き魔女」の物語。日本が舞台のミステリ……ファンタジー? 篠原美季さんらしい話でした。

  • 読了。

  • シリーズ一作目なので軽めにトントンと進んでいく。とりあえず調伏師の理人と臨床心理士であり学生時代からの友人である都月玲李に関係性を説明しつつ、タイトルになっている魔女調伏師がなんたるかを説明しながら伏線をはった一冊。
    突飛な魔女設定や事件の全容などもなく、なるほどと肯きながら読み進めていった。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原美季の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×