まっさら 駆け出し目明し人情始末 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038222

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  • 目明かしの紋蔵の手下となった元スリの六松。六松の探索が紋蔵の企みも明らかに。紋蔵の真の姿に触れ、揺れる六松。過去を断ち切り、まっさらに生きることを誓う。それは、なかなか難しいよね。この後、六松はどうなるんだろう?

  • 悪事から足を洗い、目明し<稲荷の紋蔵>の
    子分となった六松。大伝馬町の長屋に家移りして
    早々、住人の一人が溺死し、探索を始めるが、
    裏には思わぬ陰謀が…。十手持ちになった若者の
    奮闘と町の人々の哀歓を優しい筆致で描く。

  • 面白かったです。
    続編あるかな…?

  • 最後のネタばらしがやけにバタバタする感じで、急に慌しくなる

  • とある賭けに負けて目明しの手下になった元スリの六松。約一年後、目明しの手下としてのいろは、堅気の暮らしのいろはを身に付けてようやく独り立ちしたが、家移りした長屋で早速騒動に巻き込まれる…。長屋の連中や親分の何考えてるんだか分からない不気味さが気持ち悪い。一方、親分に心酔し、真っ当な人間になろうと奮闘し、幼馴染に恋心を抱く六松は、成長と幸せを応援したくなるようないいキャラ。とりあえず親分が菩薩ではないにしろ悪い人ではないことが分かったので(笑)、次回作も期待したい。

著者プロフィール

作家

「2022年 『鯖猫長屋ふしぎ草紙(十) 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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