女が、さむらい 置きざり国広 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038246

作品紹介・あらすじ

情報収集のための鑑定屋〈猫神堂〉に持ち込まれた名刀〈国広〉。なんと下駄屋の店先に置き去りにされていたという。百八十両はする刀が何故? 時代の変化が芽吹く江戸を、元腕利きお庭番と美しき女剣士が駆け巡る!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ化として淡々とすすむのかと思いきや、ラストに向けてまさかの展開。次を早く読みたくなる^_^
    現代社会との対比の中で、強さや人に惚れるという要素を描き出してるのは、作者の持ち味。でも、最初に出ていた人物が、全く登場してなかったり、どうなるのか読めない部分もあり。暇つぶしに最適な本。

  • 2020.07.26

  • そろそろ村正が揃いそうですね。

  • 銀座で刀の鑑定屋さんをはじめた御庭番の猫神さんのところに通いつめる七緒さん(女剣士で長州藩のおエライさん家の娘さん)はどうも猫神さんと両想いなんだけど、その点の話は進展なし。

    今回もいろんな刀が出てきたいろいろあるけれど、どうも将軍である「そうせい」さんが、何かの力で別人っぽい感じ。
    で、御庭番のなかでもいろいろあるっぽい。

    妖刀村正の秘密は材料となった隕石にあるようで、東京湾(この頃は江戸湾か?)にこれまた隕石が落ちたことから、将軍さまたちが大騒ぎして回収しようとするんだけど、先に七緒さん側が隕石をゲットしてさてさてふむぅ…ってところで「つづく♪」でした。

    まぁ、頭に残る話じゃないけれど、テレビで意味のないバラエティ番組を見ているよりは良いかな?(笑)

  • 風野真知雄 著「置きざり国広」、女が、さむらいシリーズ№3、2016.11発行。男尊女卑の江戸の世界で、男性をコテンパーにやっつけるw女性剣士3人の物語。秋月七緒、小嶋ゆみ江、文秀尼。みんなそれぞれ魅力的です。私としては、ゆみ江が好みです(^-^)

  • 2015年11月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ3作め。伝奇色が濃くなってきました。異星人が、登場するような雰囲気もあって、次が楽しみです。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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