彩雲国秘抄 骸骨を乞う 上 (角川ビーンズ文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038765

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計650万部突破の大人気シリーズ「彩雲国物語」。
その知られざる禁断のエピソード、ここに解禁!
美しい描き下ろし挿画・8点収録!

数多の名宰相・名大官が名を連ね「最上治」の誉れをとる彩雲国国王・紫劉輝の治世。
だがその陰には、いまだ知られぬ多くの過去と未来、邂逅と訣別、生と死の物語があった……。
王の宰相・鄭悠舜が最後まで探し求めた“欠けた翼”とは? 玉座を狙い、そして破れた旺季。それでも歩き続ける彼の行く果ては? 
骸骨を乞う──それは主君への最後の別れ、去るときの言葉。魂を揺さぶる「彩雲国物語」衝撃の連作集ついに登場! 上巻には2編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 今度こそ、本当に彩雲国外伝、総仕上げ。
    後追いで読んだおかげで
    ビーンズ文庫版の挿絵つきが楽しめた。

    ナンバーツーな人が好きなので
    この巻の悠舜と旺季、それぞれの人生
    最期まで味わわせていただきました。

    「骸骨を乞う」って本当に
    故事に由来した言葉なのね!
    はじめて知ったけど、重みがある。

  • 単行本を読んだ時のあの呆然とした感覚はなかったけど、買って良かった。これから大切にきっと何回も読み返すことになると思う。

  • コメントは角川文庫版の方で(^^;
    とりあえず、イラスト入りが欲しかったので♪

  • 彩雲国シリーズの思い出を散りばめたような物語と終わってからのその先の物語.とても懐かしく寂しい気持ちになる.戦後処理的な感じかな?

  • 本編の最終巻を読んでいる時はハードカバーしかなく、図書館で予約するか古本を購入するか迷っていたけれど、読み終えるまでに文庫が発刊(^o^)♪どれも胸が痛く涙が出る話だけれど、それぞれが自分の想うままに生き抜いた満足のいく人生だったんじゃないかな(*´-`)

  • 読み終えるまでにとにかく時間が掛かってしまった…。
    作者の書きたかったものは伝わって来るが、彩雲国の世界観をあそこまで覆してまで書く必要があったのかなと考えると、初期からの読者より否定的な感想が出てくるのも致し方ないと思う。新たな作品を構築してからでも良かったのではないだろうか。
    下巻にまだ手を着けていないのだが、また苦しくなりながら読むことになるのかなぁ。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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