梨園の娘 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038819

作品紹介・あらすじ

梨園の御曹司にして絶世の美男・藤村霞右衛門に待望の跡継ぎが生まれた。桂と葵、男女の双子だ。大名跡を継ぐ男子としてもてはやされる桂。だが真に父の才能を受け継いでいたのは娘の葵で……。父と子の葛藤の物語!

感想・レビュー・書評

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  • 葵が反対する父に反発して、苛烈なまでに役者の道を求めるのは分かるのですが、説明も無く異常な事をする父が理解しがたい。
    葵と父のエネルギーが凄いため引っ張られて読み進められますが、納得いかない部分も多いので、女の子を初めから求めていた訳とか、存在感が薄すぎる桂の事とかをもっと詳しく読みたかったです。

  • 周りがどう阻止しようとも、抗えない葵の芝居欲。

    愛するが故に女優になぞさせまいとする大人たち。

    対する双子の片割れ、桂があまりにもダメな子すぎて…

  • 偶然本屋で見つけ、その日のうちに購入・読破。

    ……。父親、病んでね?
    父親の娘の愛が、ここまで来ると病気の類なんじゃないかな?と。

    展開が早すぎて、あまりついていけなかった印象ではあるが、どうも姉妹(?)作品の「美男の血」も接点があるようなので、見つけ次第読みます。

  • 梨園の御曹司にして絶世の美男、藤原霞右衛門に男女の双子が生まれた。兄の桂は跡継ぎとして、妹の葵も父に溺愛されて天真爛漫に育った。が、真に父の才を受け継いだのは、皮肉にも娘の葵の方だった。女は歌舞伎役者にはなれない。
    ジレンマに身悶えしながら女優への道を模索する葵。しかし彼女の前には、我が子を愛するがゆえに、その夢を全力で潰そうと立ちはだかる父の姿が。
    芸の鬼に取り憑かれた、梨園の父娘ふたり。
    その愛と葛藤の物語。


    みんな鬼に取り憑かれてる。
    伏線がたくさんあって、でも、過去の話は全部出てくるわけじゃないから、モヤモヤも残る。

  • 梨園に生まれ、芝居に魅せられた少女。しかしどんなに希有な才能があろうとも彼女は歌舞伎役者にはなれない。女であるがゆえに。
    娘を盲目に愛するがゆえに、役者にしたくない父親たちと、どうしても役者になりたい娘との愛憎まみえたドロドロの攻防戦。
    役者は業の塊ですな・・・。

  • 単行本既読。美男の血を読んだので続けて再読。何度読んでも面白い。

  • シリーズもので、これは2作目らしいが、文庫ででたのはこちらが先。ということはなにか意味があるのかなと思ってこちらから読みました。

    ・・・・変な親子。

    言葉足らずな感じがあって、どうにも・・・。
    主人公の双子の兄弟や、お母さん、の心境がもっと書かれてもいいのに、と思う。
    超人が超人の視点でどうこういうよりも、凡人の視点で超人を描いてくれたほうがわかりやすい。読者はたいがいが凡人なんだから・・・。
    というようなことを考えつつ読んだ。
    これだけ読むと、父親たちが変な人、で終わってしまう。エピソードも中途半端なで方なので気になって、「美男の血」も読んでしまいましたよ。

  • 歌舞伎や落語などの男の人たちの世界に興味があるから、すごくおもしろかった
    歌舞伎が変わらず受け継がれていくこと、でもやっぱり男だけでは成り立たないこと
    家族は助けてくれることもあるけど、大きな壁になることもある
    あとは、潰されても泣かされても、どうしても貫きたい、叶えたいことがあることは、すごくうらやましい

  • 最初は登場人物たちの女々しい話し方になれずもやもやしながら読んでいましたが、後半は気にならない位にガーッと読んでしまいました。

    葵の叩かれても叩かれても折れない根性、父親たちの葵を愛しく思うが故の酷い妨害。

    梨園の男たちはみんな純粋に歪んでいるなあと(笑)

    ただ、葵や京二郎あたりにスポットが当たりすぎて桂や梢が殆ど霞んでいたのが残念。
    清香さんも結構なキーパーソンなのに結構あっさりだったかなー

    歌舞伎を見たことがある方やお好きな方はもっと楽しめるかも。

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