狩人の悪夢

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 589
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038857

作品紹介・あらすじ

「俺が撃つのは、人間だけだ」
彼は、犯罪を「狩る」男。
臨床犯罪学者・火村英生と、相棒のミステリ作家、アリスが、
悪夢のような事件の謎を解き明かす!

人気ホラー小説家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、
京都・亀岡にある彼の家、「夢守荘」を訪問することに。
そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。
しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、
白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、
右手首のない女性の死体が発見されて……。

火村英生シリーズ、待望の長編登場!

感想・レビュー・書評

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  • 2017/2/10 読了
    最後の矢(この場合は毒かな?)にやられた……あれは、ずるい。一気にきた。

  • やっぱりアリスと火村先生はセットじゃないと!鍵のかかった男では物足りなかった2人の掛け合いが、今回は存分に楽しめた。いつの間にか2人が年下になっていたことにびっくり。それだけ長く愛されてるシリーズ。

  • 先生の繊細さと緻密さとがフルコンボって感じでした。狩りと言う名の通り、犯人を追い詰める場面はとても息つまる一戦でした。言葉の一つ一つ掛け合いの一つ一つが好きだなあって思う。

  • 有栖川有栖という作家は
    本当にミステリーを愛しているんだと
    心から思う。

  •  たまたまだけど、こちらも手首を切り落とす系の話で(直前に綾辻行人さんの十角館の殺人を読んでる。)、そういうグロい感じのが苦手な身としては、しんどいですけど、仕方がない。

     それにしても、今回の犯人はともかく、むしろ被害者の心理が分からない。
     死んだ今となっては、どんなやり取りか正確なものは分からないけど、火村さんが推理したとおりだとすると、何でそこまで…て感じ。

  • 派手さのある話ではないけれど、トリックや登場人物たちの心情等に全て納得できる話。アリスが助手として活躍してないと思ったけれど、最後においしいとこ持ってってくれたので良かったです。

  • 待望の火村シリーズです1
    久しぶりに本格ミステリを読むのでわくわくしました。
    こう言っては不謹慎なのですが、殺人が起きると「来たこれ!!」と、血圧が上がってしまうのです。

    犯人を追いつめる過程で、同じことが何度も繰り返し説明され、少しくどく感じた面もありましたが…

    せっかく均衡を保っていた、静かな水面に石を投げてしまったために起きた悲劇、という感じ。
    やはり、犯人が分かっても、殺人事件は読み終える時がつらいものですね。
    …ということで、最後に口直しが用意されているのかもしれません。
    私も、鳩ちゃんは良いと思います!

  • 正直、事件の話より有栖がこれまた深々と火村の悪夢について立ち入って、切り込んで話してる方に気を取られて、素直に言うなら「事件どころじゃない!」って心境で読んでました。
    いや、悪夢に関わる事件だからこそ、ここまで深く立ち入った話ができてるんですけど。
    物語の終盤の有栖が火村にかけた言葉とか、篠宮のばあちゃんが心配してるところとかうっかり泣きそうになりました。

    というか、私、火村が夜中に悲鳴を上げて起きるのを有栖は知らんぷりしてたので、悪夢についての話はふたりの間でタブーになってるのかと思ってたけど、ここ数作ふたりでその話をしてたりするからそんなことなかったんですね。
    ちょっとその辺の勘違いを正してもう一度最初から読み直したら、いままでとは違う印象を受けそう。
    20数年固まった印象だったので新鮮な気持ちになりそう。

    あと、今回作者の有栖川先生が、あとがきでこのシリーズまだ続けたいって書いていらしたので悪夢の話をふたりがしててもシリーズ終わるんじゃないかってハラハラするのは終了!
    安心して読めます!ありがとうございます!

  • 面白かった!やっぱり長編はいいなぁ。

  • なかなか面白かった

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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