樫乃木美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 164
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038864

作品紹介・あらすじ

長原あざみは樫乃木美術大学の1年生。
立体造形科の所属だけれど、
引っ込み思案な性格のせいで、
いつもひとりぼっち。

ある日学校へ来ると、
同級生の橘が作ったアクリル作品が変形していた。
犯人の疑いをかけられたあざみを救ってくれたのは、
人好きする雰囲気を持つ青年、梶谷七唯(かじや なない)。
同じ学科の研究生という彼は、
真実を調べようと言いだして……。
第一回角川文庫キャラクター小説大賞受賞。
日常の謎系青春ミステリ決定版。
あの頃のきらめきが、ここにある……。

感想・レビュー・書評

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  • 学園青春の日常の謎のミステリーですね。
    内気な主人公が先輩と友達に助けられながら謎解きする物語。成長物語でもある。

    最近、身辺が忙しくなりました。
    しばらく、読書は出来そうもありません。
    落ち着いたら、また、読書を楽しみたいと思います。
    しばらくお休みします。

    • じゃおさん
      いつも感想や本棚、楽しく拝見しています。
      お忙しくなられたとのことですが、無理せずお過ごしくださいね。
      またブクログに戻って来てくださる日を...
      いつも感想や本棚、楽しく拝見しています。
      お忙しくなられたとのことですが、無理せずお過ごしくださいね。
      またブクログに戻って来てくださる日をお待ちしております!(*^^*)
      2023/09/03
    • ひだまりトマトさん
      じゃおさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。
      また、もどれる日を楽しみに頑張ります。
      じゃおさん、おはようございます。
      コメントありがとうございます。
      また、もどれる日を楽しみに頑張ります。
      2023/09/04
  • 「樫乃木美大の奇妙な住人」(シリーズ一作目)
    著者 柳瀬みちる

    樫乃木美大を舞台に繰り広げられる5話の連作短編小説になっていて、いずれも日常の謎が散りばめらています。
    4話、5話目で結構なことが起こっていますが汗、そこは青春ミステリ、清々しく終わっています。
    優しさの勝利ですね〜(*´ω`*)

    簡単に主な登場人物とあらすじをご紹介させていただきますね。
    長原あざみ…樫美の一年生。立体造形科所属。
       引っ込み思案な性格で、ぼっち気味。
       (終盤に粘りを見せます!)
    梶谷七唯…立体造形科研究生。
       垂れ目で人好きのする外見。
       飄々としているが頭脳明晰。
       (兎に角、人に対して優しすぎます( ; ; ))

    プロローグー樫乃木美大、通称樫美の雰囲気が紹介
      されています。スマホにカミサマを宿す、長原
      あざみの登場です。
    第一話ー立体造形科で作品が壊される事件が起き
      ます。犯人の疑いを持たれてしまうあざみ。
      そこに突然現れた梶谷先輩に救われます。
      被害者だった狛犬のような橘真一郎も一緒に
      カジヤ部へ!
    第二話ー図書館で一人PCに向かう読モで美少女の
      リオンちゃん登場。そして図書館に脅迫が!
      謎解きは梶谷先輩に任せてカジヤ部増員です。
    第三話ーメディアグラフィックス科のゲーム制作
      サークル「アメイズ」のバグテストを請け負っ
      たカジヤ部のメンバーたち。
      バグの修正をすると何故かバグが増える?!
      ここも謎解きは梶谷先輩に任せましょう〜
    第四話、第五話ーあざみの過去乃出来事が明らかに
      なります。恐喝事件も起きて少々謎が混み入り
      ます。(梶谷先輩、人が良すぎます。( ; ; ))

    あざみちゃんと梶谷先輩の優しさにほっこりです。個性的なメンバーも作品を面白く盛り上げています。次作も楽しみです♪

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ひだまりトマトさん、いつも温かなコメントをお寄せいただきありがとうございます。私の天然なボケにより、朝から悲劇に見舞われましたが、何とか頑張りました。笑 これからもどうぞ宜しくお願いいたします。m(__)m

    感想を読んでくださった皆さまへ。
    ちょっとしたハプニングがありまして(ただのドシですが汗)、一度上げた感想をまるまる削除してしまいましたので最コメになります。既視感のある方、“いいね“をありがとうございました。
    これからもよろしくお願いいたします。(*´ー`*)

    • メメさん
      記憶の中で〜♪というマイラバの曲がありましたね〜(この場合、全然違いますが笑笑)
      心に残っていますので、大丈夫です。٩( 'ω' )و
      そし...
      記憶の中で〜♪というマイラバの曲がありましたね〜(この場合、全然違いますが笑笑)
      心に残っていますので、大丈夫です。٩( 'ω' )و
      そして、改めて、私も気を付けます。涙 
      復元機能欲しい〜(´ー`)
      2024/07/24
    • コルベットさん
      ありましたありました♪懐かしー♡ゴミ箱マーク押したらどうなるのかしら?あーうん、消えるのね。ん?あれ?えー!元に戻せないのー!?って人他にも...
      ありましたありました♪懐かしー♡ゴミ箱マーク押したらどうなるのかしら?あーうん、消えるのね。ん?あれ?えー!元に戻せないのー!?って人他にもいるんじゃないかしら?(いないか汗)運営さん、復元機能お願いします(~_~)
      2024/07/24
    • メメさん
      コルベットさんも、好奇心多すぎです。笑笑
      私も遅ればせながら、今回ようやく正規登録してみましたら、“写真が登録前の人のシルエットに戻せない!...
      コルベットさんも、好奇心多すぎです。笑笑
      私も遅ればせながら、今回ようやく正規登録してみましたら、“写真が登録前の人のシルエットに戻せない!?“と知りました(´・_・`)。
      何はともあれ、チャレンジ大事ですね。笑
      これからもどうぞ宜しくお願いします。(*´︶`*)
      2024/07/24
  • いいねいいね、好きです。がんばりやのあざみちゃんがかわいいです

  • 長原あざみは樫乃木美術大学の1年生。立体造形科の所属だけれど、引っ込み思案な性格のせいで、いつもひとりぼっち。ある日学校へ来ると、同級生の橘が作ったアクリル造形が変形していた。犯人の疑いをかけられたあざみを救ってくれたのは、人好きのする雰囲気を持つ青年、梶谷七唯。同じ学科の研究生という彼は、真実を調べようと言いだして…。第1回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”受賞。日常の謎系青春ミステリ決定版。

  • 美大が舞台だけあって、美大ならではの事件が起こり、主人公はそれらに巻き込まれる形で推理や解決に繋がっていく。全五話の短編で構成されているけれど、完全な一話完結型ではない。最終話ではきっちりそれまでの伏線が回収されているし、主人公の明確な成長も見られる。専門的ではあるけれど見事に学校の雰囲気が伝わって来るし、各々が自分の作品と真摯に向き合う姿勢も美大生の青春らしくて良い。話を追う毎に個性的な登場人物達に愛着が沸いたり、自分も樫乃木美大の一員のような気持ちで読み進められた。

  • 実際の美大の雰囲気は良くわからないので、こんな風なのかな?と。いじめにあった経験から独りぼっちでいるのが常態の主人公が、ある事件をきっかけに人とのつながりを持つようになるのは明るい気分になります。ただ、大学祭で再会したいじめっ子が、そんな歳になっても、まんまいじめっ子な言動は違和感あるなあ。あまりに小・中学生っぽいよ?

  • キャラクター小説大賞受賞作だけあって、キャラが良い。美大での日常の謎解きだけど、美術というよりは変わったキャラが揃う意味での美大の設定か。面白かった。

  • カバーイラスト pon-marsh

  • 主人公の優柔不断さにややいらいらさせられるものの,自分にも覚えがあるのでなんとも微笑ましくもあり。

  • 青春小説。制作に没頭する個人主義で変人の学生ばかりという芸術系独特の学内の雰囲気はリアルに伝わってくる。

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著者プロフィール

東京都品川区出身、美大卒。2014年第一回角川文庫キャラクター小説大賞 大賞を受賞しデビュー。

「2018年 『明日、君が花と散っても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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