機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り (角川コミックス・エース)
- KADOKAWA (2016年3月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041039212
作品紹介・あらすじ
アニメ化された大ヒット小説『機動戦士ガンダムUC』の福井晴敏が放つ、画期的なオリジナル短編集!エピソードゼロとも言える《シナンジュ強奪事件》や、三号機《フェネクス》を巡る捕獲作戦等が描かれる!!
感想・レビュー・書評
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『機動戦士ガンダムUC』のオマケ的外伝。
・「シナンジュ強奪事件」
・「不死鳥狩り」
これはこれで面白かった。
「不死鳥狩り」(後の「NT」)に関しては、本編をアニメしか観てなかったからちょっとネットで調べて自分なりに補完して楽しめた。
ダグザさんの歯車の話も良かった。やはり格好いい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
機動戦士ガンダムUCのアナザーストーリー、前日譚、そして本編の裏側で行われていた作戦のお話
戦後の戦争
本編の少し前、連邦という体制を動かすための心を殺し、歯車として生きて来た男たちが自分たちの罪を贖うために戦う話。ダグザさんがバナージにかけた「自分で自分を決められるたったひとつの部品だ。なくすなよ」という言葉はロッシオ大佐に言われた「君はすり減ってなんかいない」という言葉が胸に残っていたのかなと思う。ゲームとかでフロンタル大佐を全裸と呼んでいる理由がここにあるとは。あとブライトさんの成りすましには騙された。
不死鳥狩り
バナージ達がダカールの襲撃・トリントンの戦い・L1宙域の戦いとラプラスの箱をめぐって飛び回っている裏で行われていた。秘密作戦RX-0-3 の回収作戦 スタークジェガン1機で戦艦2隻を叩き落とすヨナは間違いなくニュータイプ。
先にアニメ版を見てしまったからネオ・ジオングの登場はどうしても後付感が……
NT-Dは多くの強化人間、ニュータイプ素養のある人たちの犠牲の上に成り立っているヤベーシステムであることがよくわかる。サイコフレームを使って世界を可能性の地平を見ることができるようになるには実際の人間でもいったいいつなるのだろうか。
新作ガンダムNT(ナラティブ)がどうこの話を改変してくるのか楽しみ。 -
ガンダムUCは10巻で終わってますが、11巻が出てる!ということで買った本です。買ってずいぶん経ちましたが、やっと読めた。(^_^;)
内容はネオ・ジオンのシナンジュ強奪(実は譲渡)の話しと、ユニコーン3号機「フェネクス」の2本立て。
でも何というか、、、読んでると面白いんですが、よく考えるとちょっと蛇足な感じ。全10巻で良かったかも。
「フェネクス」の話しはニュータイプ全開。でももう「ニュータイプ」は限界かもしれませんね。これ以上やっちゃうとガンダムも超能力バトルになってしまいそうです。それってダンダム? -
小説本編の前後にあるエピソードを短編化したもの。宇宙世紀の予備知識なしでも読めると思う。あればあるで奥行きが増す。短編でも魅せることができるかと感心しつつ読み終えた。映像化して欲しいなー。と思わせる。いい話。
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夢物語だけど、組織に翻弄される人たちの物語。
良くできてて面白いけど、ネオジオングは2体作ってあったの? -
本編として描かれた時間の前後でも、当たり前ですが登場人物たちは存在するわけで、こういう話が描かれると世界が広がりますね。
ネオ・ジオングの処理はうまいですね。 -
二転三転する理と情の社会派ミステリと、リリカルなSFスペクタクル。ガンダム世界を、ニュータイプを自在にエンターテイメントの中で描いてしまう作者に脱帽。OVA・ゲーム派生のメカに形を与える2作とも、過去の映像作品に小説で戦ったUCらしい気がする。