角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 ナイチンゲール 看護に生きた戦場の天使 (角川まんが学習シリーズ)

  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041039731

作品紹介・あらすじ

「感染は予防できる」
死と隣り合わせの野戦病院で、手洗いや清潔な環境を整えることの大切さに気づき、
その原因究明に統計と分析で挑んだ看護師・ナイチンゲール。
新型コロナウィルス感染症が世界的に流行している2020年は、ナイチンゲール生誕200年。
未知のウィルスの脅威にさらされる今だからこそ、彼女の足跡を振り返り
医療現場の第一線で戦う人々への理解と、一人ひとりができる予防に生かしてみましょう。

ダンスやドレスよりも、本や数字が大好きな女の子 、フロレンス・ナイチンゲールは、周りから「変わった子」と言われていた。あるとき、看護の大切さに気づいた少女は反対されながらも看護師になるという夢を実現し、新しい発想で看護革命を起こした! 偉人が子ども時代をどのように過ごし、どうやって偉業を果たしたかを丁寧に描く伝記まんがの決定版!

■『ナイチンゲール』監修 金井一薫先生のポイント紹介
ナイチンゲールは、クリミアの天使として、また看護という職業を創った女性として知られています。しかしナイチンゲールには知られざる人生がありました。「白衣の天使というのは、汚水を捨て、患者の体を洗い、人々の苦悩を背負い、人が嫌う仕事を引き受けながら、しかもめったに感謝されない人たちです。」とナイチンゲールは語りました。彼女は強い意志と確かな実行力で、人々の健康を守るために闘い続け、90年の長い生涯を終えました。

■目次
第1章 命をいとおしむ子ども
第2章 人の役に立てる喜び
第3章 わたしの生きる道
第4章 運命のクリミア戦争
第5章 看護大改革
第6章 一人の看護師として

感想・レビュー・書評

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  • 劣悪環境が傷の悪化が拡大すると思ったのはすごいなと思いました

  • K
    6歳10か月

  • 環境は大切

  • 小6息子と読了。
    小学生の頃にナイチンゲールの伝記を読んだはずだけど、ほとんど内容を忘れていたので改めてナイチンゲールについて知ることができて良かった。
    子どものころは献身的な看病ができることがすごいなと感じていたけど、今読むとそれ以外にも病院の経営や病棟の建築、統計データの活用など活躍が多岐にわたっていることに驚いた。改めてすごい能力と志を持った人だと思った。
    また、当時の看護師は看護をろくにせずお酒を飲んでいたりしたことにも驚いた。そんなイメージを払拭し、看護師の地位を高めたのもナイチンゲールの功績なんだろう。
    高い身分に生まれ、何不自由ない生活を捨ててまで人々のために生きた人生は尊いとしか言いようがない。
    漫画で読みやすく、概要を知ることができたので、またより詳しい本を読んでみたいと思った。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/690854

  • 2019/03/24読了


    バーサーカーになるべくしてなった方。
    「今」の看護システムの基盤をどう作ったのか
    統計で人をどう生かしたか
    学者としての貢献が大きいナイチンゲール女史ですが、これまで偏見だった仕事を尊く必要なものへと引き上げた手腕と実績を学ぶ本。今思えば、天使といえどかなり複雑なことを成し遂げた方なのですね。

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著者プロフィール

1969年東京大学医学部付属看護学校卒業。1976年慶応大学文学部卒業。87年ナイチンゲール看護研究所設立。徳島文理大学大学院看護学研究科教授。著書に『新版 ナイチンゲール看護論・入門』(現代社)、監訳に『実像のナイチンゲール』(リン・マクドナルド著 現代社)。

「2023年 『よみがえる天才9 ナイチンゲール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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