真田幸村 (角川まんが学習シリーズ まんが人物伝)

  • KADOKAWA
4.14
  • (3)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041039793

作品紹介・あらすじ

「日本一の兵」とうたわれた名武将・真田幸村。少年時代はあちこちで人質となり合戦に出られずにいたが、戦場に立つようになると、持ち前の知恵と勇気で数多くの武功を残していく…!

■『真田幸村』監修 山本博文先生のポイント紹介
真田幸村は、豊臣秀吉の死後、奉行の石田三成に味方し、父・昌幸とともに徳川秀忠の大軍に勝利しますが、関ヶ原の合戦で徳川家康に三成方が敗れたため、九度山(和歌山県)に流されます。しかし、二十年後、豊臣秀頼の招きに応じて大坂城に入り、徳川家康・秀忠方の大軍を相手に戦います。今回の人物伝では、大坂夏の陣で家康をあと一歩というところまで追い詰めた幸村の活躍を感動的に描いています。「真田日本一の兵(つわもの)」と賞賛された幸村の戦いに注目してください。

■目次
第1章 ゆれる真田家
第2章 人質時代
第3章 犬伏の別れ
第4章 真田丸でむかえ討て!
第5章 ねらうは家康の首!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わかりやすいストーリーで真田幸村のことを知ることができた。巻末の人物資料も興味を引く内容でとても面白かった。

  • 面白かった!そう言う人だったんだね!人気出るはずだわ!

  • 息子のために借りてきたシリーズ。
    ちょっと前に大河ドラマで「真田丸」をやっていて、地元ということもあり息子は真田幸村推し。私自信はあまり知識もなかったため、良い機会なので一緒に読むことに。

    以下、読書メモ
    ・父 昌幸は戦上手で知られたが、乱世の世を渡るために次々と主君を変えていく。それに翻弄される信繁(幸村)。
    幼い頃は人質として様々なところへ行くことに・・・(武田勝頼、上杉景勝、豊臣秀吉)
    だがそこで様々な教養や知識を身につけ、人脈を築くことができた。
    (上杉景勝のところでは直江謙続と、豊臣秀吉のところでは石田三成や大谷吉継など)
    少年時代ということもあったかもしれないが、素直で柔軟な面があったのだと想像できる。
    ・犬伏の別れでは兄 信幸(信之)が東軍に、父 昌幸と信繁(幸村)が西軍に分かれて戦うことに(関ヶ原の戦い)
    西軍が敗れたあとに兄のはからいで何とか死罪を免れるも和歌山の九度山で蟄居生活を送ることに。
    ・そして父 昌幸との約束どおり、大阪の陣では真田丸を築き大活躍。家康本陣に3度も攻撃を仕掛けたが結局討ち取ることはできなかった。
    ・赤備え、鹿の角の兜(鹿は神の使い)、六文銭がカッコいい。(三途の川の渡し賃。いつでも死ぬ覚悟があるということ。)
    ・上田城が堅牢そう。一度見に行ってみたい。
    ・忍びとして使えた佐助が生涯の友人として信繁(幸村)を支えた。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを勤めた。1992年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は『寛永時代』(吉川弘文館)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本の歴史』『武士の人事』(角川新書)など多数。NHK Eテレ「知恵泉」を始め、テレビやラジオにも数多く出演した。2020年逝去。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全16巻+別巻4冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本博文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×