- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041039809
作品紹介・あらすじ
新しい大図書館に招待されたぼくら12人は、建物ぜんぶがゲーム盤になる「図書館脱出ゲーム」に巻きこまれてしまった!? 失敗した子どもたちがつぎつぎと脱落していく中、ゲームが得意で読書の苦手なぼく・カイルは、友だちと力を合わせて課題をクリアしていった。けれども、最後の秘密の暗号をとくためには、本を読んで手がかりを探さなくちゃならない……! 名作から話題作まで、世界の大人気図書にふれながら、子どもたちが図書館の魅力に気づくドキドキワクワクの図書館小説!
感想・レビュー・書評
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脱出ゲーム後半戦。
制限時間の残りあと何分と、館内に声が流れるたび私もドキドキ。
それに合わせるようにページ数も残り少なくなっていく。
この手の作品の必須キャラであるずるがしこい奴と、友だちと力を合わせて真正面から挑むカイルとの闘いでもある。
「レモン博士の挑戦者は誰だ?」の暗号そのものは、案外簡単だったのよ。
たどり着くまでが、まぁ大変で。
作家名を使った暗号と、それぞれの入館証の裏面にある本のタイトルを使った暗号というのは、良いアイディア。影絵の暗号解読は難易度が高かった。
あまり話してしまうと、これから読む方の意欲をそいでしまうからここでお終い。
そうだ、デューイ十進分類法は大活躍なのです。
そして、上巻レビューで載せたダールの「チョコレート工場の秘密」はやっぱり最後に登場!あのガラスの大エレベーター。いやぁ、嬉しかったわ。
出口はひとつだけど、そこに至る方法はひとつじゃないというのがとても良い。
邦訳するの、難しかっただろうなぁ。
あるいは日本の読者向けに多少変えてある可能性もある。
見開き2ページ分のランダムなカタカナ場面があって、原文ではどうなっていたのかと。
そこから4文字以上の言葉を16個見つけろというミッションがある。
時計をちらちら見ながら必死で探した。
上下巻ともに、巻末に登場した本のリスト付き。
上巻で20冊、下巻で38冊。
舞台が図書館だから当然だが、頻繁にお話のタイトルが出て来てクイズのキーワードにもなっている。知っている方がもちろん楽しめる。
読書が苦手な子でも、脱出ゲームという設定の面白さで読めそうだ。
学校図書館のお勧め本に必ず入っているらしい。
中学年くらいから楽しめる。続編も出ているのでそちらもどうぞ。 -
展開は予想どおりだけど、なかなかよかった。
ヘイリーが好き。
アケミは雰囲気からしてボーイッシュな見た目だと思うのに、ロングヘアなのよね。かわいいけど。 -
この本は「上」とおなじで、図書館の脱出(だっしゅつ)ゲームで、はかせがカエルと友だちにあんごうや、いろいろなひみつ、しつもんを出します。カエルはしゅやくです。
カエルは本の中で、図書館で友だちと、脱出(だっしゅつ)しなきゃいけないのです。カエルはさいしょゲームばっかりやって本をあまり読まなかったのです。けれど、ある日カエルは本を読み出したから脱出ゲームにえらばれたのです。カエルがどうなったのかしりたい人や、図書館からだっしゅつできたのかしりたい人は図書館脱出ゲームを読んでください。 -
図書館からの脱出後半戦。
面白かったけれど、読者が考える隙はあまりないので、キャラたちが勝手にどんどん謎解きを進めている感じ。
影絵の暗号は、想像力たくましくないと飛躍しすぎていて無理。
それ以外の暗号クイズは解けることは解けるだろうけれど、制限時間60秒ってきつい。
15分以内に行って戻ってくるのも相当無理があるような…。
登場した本を知っていると、あの本か、とちょっと楽しめる。
アンドリュー失格、チャールズ失格。
ヘンリーはカイルの仲間になってカイルチームみんなで脱出。
驚いたのはこの脱出ゲームを考えたのがレモン博士ではなかったこと。
びっくり。
図書館プロデューサーのヤニーナさんだったとか。
脱出のためのヒントがたくさんあって、出口や答えは一つだけれど、方法は一つじゃないというのがよかった。
脱出ゲームでは標準なのかも知れないけれど。
はい、そうですね。
文庫本がどうのなんて言って、すみませんでした。
ぼちぼちカメの歩みを楽しみつつ読んで参りますね。
あ...
はい、そうですね。
文庫本がどうのなんて言って、すみませんでした。
ぼちぼちカメの歩みを楽しみつつ読んで参りますね。
あれ?それって今までどおりってこと?(*'▽')
はい、では、本日の一冊は、安田登さんの「野の古典」です。
はい、では、本日の一冊は、安田登さんの「野の古典」です。
安田登さんは「役に立つ古典」を書かれた方ですね!
能楽師というお仕事のかたわら、非常に良い本を書かれる方だなぁという印象を持...
安田登さんは「役に立つ古典」を書かれた方ですね!
能楽師というお仕事のかたわら、非常に良い本を書かれる方だなぁという印象を持っています。
嬉しいなぁ、さっそく探してみますね。
ありがとうございます(*^_^*)