- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041039854
作品紹介・あらすじ
熱狂的阪神ファンのタレント・千秋さん推薦!
1型糖尿病患者のプロ野球選手・岩田稔の不屈の半生
原因がわからず、しかも完治につながる治療法が確立されていない不治の病・1型糖尿病。
1型糖尿病患者は糖尿病患者全体の1~3%の割合でしかないことから病気に対する世間の認知度は低く、また不摂生が原因となる大多数の2型糖尿病と混同され、偏見や差別に基づく悲しい事件も後を絶ちません。
阪神タイガースの先発投手として、プロ野球という舞台で活躍する岩田稔選手もまた、大阪桐蔭高校2年生の冬、1型糖尿病を発病したひとりです。高校卒業後は社会人野球に進むことが決まっていたものの、病気が原因で内定が取り消される辛い経験もします。しかし、その悔しさをバネに病気と向き合い続け、大学卒業後に阪神タイガースに入団。第2回WBC(2009年)、日米野球(2014年)では日本代表にも選出され、1日4回のインスリン注射を打ちながら一線級の投手として活躍しています。
「僕を通じて、もっと多くの方に病気について知ってほしい」
本書は、「やらな、しゃーない!」という前向きな気持ちで、諦めずに夢を叶えた岩田選手の半生を振り返りながら1型糖尿病という病気について知っていただくと同時に、同じ病気を抱える子どもたちやご家族の希望にもなってほしいという想いで書かれました。
また、10年間のプロ野球生活でのエピソードを通じ、知られざる苦悩や成功の裏側、これからの目標など、野球人・岩田稔についても率直な想いが綴られています。
感想・レビュー・書評
-
NDC(9版) 783.7 : 球技
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00581462
原因がわからず、しかも完治につながる治療法が確立されていない不治の病・1型糖尿病。
1型糖尿病患者は糖尿病患者全体の1~3%の割合でしかないことから病気に対する世間の認知度は低く、また不摂生が原因となる大多数の2型糖尿病と混同され、偏見や差別に基づく悲しい事件も後を絶ちません。
阪神タイガースの先発投手として、プロ野球という舞台で活躍する岩田稔選手もまた、大阪桐蔭高校2年生の冬、1型糖尿病を発病したひとりです。高校卒業後は社会人野球に進むことが決まっていたものの、病気が原因で内定が取り消される辛い経験もします。しかし、その悔しさをバネに病気と向き合い続け、大学卒業後に阪神タイガースに入団。第2回WBC(2009年)、日米野球(2014年)では日本代表にも選出され、1日4回のインスリン注射を打ちながら一線級の投手として活躍しています。
「僕を通じて、もっと多くの方に病気について知ってほしい」
本書は、「やらな、しゃーない!」という前向きな気持ちで、諦めずに夢を叶えた岩田選手の半生を振り返りながら1型糖尿病という病気について知っていただくと同時に、同じ病気を抱える子どもたちやご家族の希望にもなってほしいという想いで書かれました。
また、10年間のプロ野球生活でのエピソードを通じ、知られざる苦悩や成功の裏側、これからの目標など、野球人・岩田稔についても率直な想いが綴られています。(出版社HPより) -
語り口調で書かれているから読みやすく、一気に読んだ。
何度壁にぶつかっても、向上心を忘れず前進していく姿勢は、さすがプロだと思った。見習いたい…。
最後の方で、岡田監督に感謝の気持ちを述べているところではなぜだかグッときてしまった。
岩田投手が1型糖尿病だというのは昔から知っていたけれど、野球ができなくなるのではと落ち込んだり、病気のせいで内定が取り消されたり、ご両親の想いや周りの人の助け等々、いろんな葛藤や選択があり、岩田投手の半生を少し知って、より一層、ピッチング見るのが楽しみになりました。 -
丁寧な語り口で、気負ったところもない。
1型糖尿病との闘病を綴る。病気への理解を求める。
頭の下がる思いで読み終えた。
ただ、早く一軍に戻って来てもらいたい。二軍でKOされてる場合じゃないんだ。