西郷どん! 上製版 前編

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 106
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041039939

作品紹介・あらすじ

なんという目をした男だ――。吉之助の目を見た者は、誰もがそう呟いた。下級武士の家に生まれた西郷吉之助は、貧しいながらも家族や友に恵まれて育つ。のちに大久保利通となる正助とは、素読をし、相撲をとる郷中仲間だ。藩主・島津斉彬の雄姿を間近に見た吉之助は、いつの日かこのお方にお仕えしたいと焦がれるようになる。時は幕末。夢かない斉彬のお側仕えとなった吉之助は、大砲や帆船を製造し進取の気性に富む名君と心を一にし、江戸に京都に飛び回るようになる。迫り来る異国の脅威を防ぐには一橋慶喜を将軍とする以外、道はない。しかし暗躍むなしく斉彬は突然死、宿敵・井伊直弼が大老に就任。さらに国父・久光の逆鱗に触れた吉之助は、奄美大島に遠島を言い渡されてしまう――。激動の青春編!

感想・レビュー・書評

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  • 殆ど義務感からなんとか脱落せず見ている今年の大河、原作を読めば少しは面白くなるかな?と一縷の期待を抱き読んでみた。
    結論。エピソードを連ねただけで、ストーリー性がまるでない!ドラマのダイジェストみたい。
    やっぱりドラマと同じく薄味で物足りない…
    西郷どんの魅力についても、ドラマはまだ役者の力で強引に納得させられるのだが、この原作にはそれがない分、どうしてこんなに愛されキャラなのか?ますます分からなかった。
    斉彬への思慕や月照とのエピソードも唐突で、なんか浮いてる感じ。
    ドラマを見ているので、追確認がてらなんとか読み進めることができたが、この本そのものに手に取るだけの価値は感じなかった。
    もうちょっと人間ドラマが見たいなー。正助どんとの確執になるだろう後編に期待。

  • 上下とも読んだ。歴史物として読むと、全くの期待はずれ。当たり前ながら、司馬 遼太郎なんかとは全然ちがう。ドラマを活字にした感じ。今は前編までしかドラマ化されていないが、全く、そのままのイメージ。歴史上で西郷氏が活躍した箇所があまりにもあっさり描かれているのにはびっくり。さらっと、西郷氏の一生を読むにはいいかもしれない。

  • 前編読了。

    幕末モノは結構好きですが、薩摩藩サイドの話はあまり読んでいなかったので、薩摩弁の愛嬌を楽しみながら、興味深く読んでいます。
    この巻は西郷さんが奄美大島に流されて、帰藩命令が届いたところで終わります。
    下巻の展開が楽しみです。

  • 薩長同盟とか学生時代一番嫌いな時代だったけど楽しく読めた。
    歴史人物が次々登場するけれど、あくまで主人公は西郷吉之介を中心に書いているのでそこはぶれないのがいい。
    教科書には載らない愛加那さんとの物語が切ない。

  • なんという目をした男だ――。吉之助の目を見た者は、誰もがそう呟いた。下級武士の家に生まれた西郷吉之助は、貧しいながらも家族や友に恵まれて育つ。のちに大久保利通となる正助とは、素読をし、相撲をとる郷中仲間だ。藩主・島津斉彬の雄姿を間近に見た吉之助は、いつの日かこのお方にお仕えしたいと焦がれるようになる。

  • 幕末、明治維新の時代はとても興味深い。
    血気盛んな多くの若者が登場し、戦い、話合い、同盟し、殺しあい、自決する。複雑すぎてわかりづらい。
    でもこの国を良くするんだという気概に燃えたこの人々がいたからこそ、日本は列強に植民地化されることもなく、自国を守ることができたのだろう。(ただ勘違いが過ぎて、他国を植民地化しようとし、昭和に入って暗黒の道を突き進むことになるのだけれど…それはまた別の話)
    そんな中で、西郷隆盛の果たした役割は計り知れない。
    蛤御門の変で長伐に力を発揮するも、勝海州の説得で薩長同盟を成し、討幕に成功する。が、好き嫌いがはっきりしており、融通の利かない性格のせいで、2度も島送りになったり、維新後には征韓論(朝鮮への施設派遣)の意見が通らず下野して鹿児島で畑仕事に専念するはずが、新政府への不満分子が鹿児島に集まってしまい、とうとう西南戦争へと突入、最終的には西郷自らが自刃する結果になってしまうなど、その人生は波乱万丈。
    しかし、林先生のわかりやすい文章で、少しは複雑に絡み合った歴史の謎がほどけたかな。島流しにあった奄美で、西郷は現地妻、愛加那をめとる。子供ができるが、いざ鹿児島にもどることになっても、島の掟で女性は島を出ることができない。いつまでも彼と一緒に暮らしたいけど、西郷は国にとっても大切な人。引き留めるわけにはいかない。愛する人との別れ。そして、いずれは子供も手放すことになる過酷な運命。女性目線からも西郷どんが描かれているのが嬉しい。

  • 大河ドラマ原作だけど、一人目の妻との離婚のシーンが違ったりや北川景子演じる篤姫とはちょっと違うなどドラマとは違うけど楽しめました。前編は西郷が奄美大島に流されて藩に戻ることになるまで。後半も楽しみです。

  • NHK大河と全然違う。
    あまりの違いに驚きました。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 今年の大河ドラマの原作。西郷隆盛は、教科書で習う有名な人物であるが、教科書等に出てこないエピソードがあり、彼の人となりが見えたり、新たな人間性も分かったりなど、より深く知ることが出来る。幕末から明治にかけての激動の最中、島津斉彬との関わりで明治維新の人間模様が見えたり、斉彬の他に、大久保利通、木戸孝允、岩倉具視達との関わりから、徳川慶喜が施行した大政奉還から明治の一時代を気づいていったのだろうと感じた。吉之助と斉彬の関係が良い。きっと、彼らが明治の改革をしなかったら今の日本は違っていただろう。後編へ。

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