不屈の男 アンブロークン

ローラ・ヒレンブランド ラッセル秀子

• KADOKAWA (2016年2月8日発売)

作品紹介・あらすじ

米国代表ランナーとして五輪に出場したルイは、第二次大戦時、Ｂ－２４の墜落で太平洋を４７日間漂流する。奇跡的に到着した島には日本軍が。彼は捕虜として日本に送られ、想像を超えた過酷な生活を強いられる。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2023年4月16日]

【書誌情報】
不屈の男　アンブロークン
著者 ローラ・ヒレンブランド
訳者 ラッセル秀子
定価：2,750円（本体2,500円＋税）
発売日：2016年02月08日
判型：四六判
商品形態：単行本
ページ数：584
ISBN：9784041039953

　日本軍捕虜となった米国人五輪選手の過酷な人生と赦し。全米ベストセラー。
　米国代表ランナーとして五輪に出場したルイは、第二次大戦時、Ｂ－２４の墜落で太平洋を４７日間漂流する。奇跡的に到着した島には日本軍が。彼は捕虜として日本に送られ、想像を超えた過酷な生活を強いられる。
[https://www.kadokawa.co.jp/product/321511000306/]

[cookingresearchさんの感想 · 2016年9月29日]

オリンピックの陸上選手にもなれるほどのアスリートが航空兵として従軍し、日本で捕虜となり、戦後死ぬまでの人生を描く。映画化もされた話題作。
　日本人の収容所の看守とくにバードとあだ名がをつけられた人物が病的にまで残忍。
　ひとはどこまでおかしくなったしまうのかがよく分かる本。◯◯であらねばならいという強制が強くなればなるほど、その◯◯に沿っておりさえすればどんどん道を踏み外せるという典型例。全体主義の暗部がよく分かる本。