注文の多い料理店 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040010

感想・レビュー・書評

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  • 大人になってもおもしろい!
    どんぐり、料理店も好きだけど、
    鹿踊りと水仙月がとても好き。

  • 「魔王」伊坂幸太郎

    を読んで
    思わず買った

    ゆっくり読もう
    と思う

  • 宮沢賢治の童話集。
    彼の作品には、ちゃんと自然の魂が宿っている感じがします。
    太陽の温もりから、風の音から、土の匂いから、立ち上がっていく物語たち。
    詩的で美しいです。

  • 2010.10.17 紹介

  • 注文の多い料理店は短編でとてもシュールな終わり方であった。宮沢賢治作品の特徴は主人公が人間ではなく自然ということである。

  • 賢治が存命中に唯一発刊された童話集。それの挿絵などを出来るだけ忠実に再現したものらしい。そういう風に読むと感慨深い。

    10/10/1

  • 自然が好きな人、文学が好きな人、美しいものが好きな人、人間が好きな人、序をぜひ読んでください。序に、宮沢賢治という人の、すなおで、美しくて、ひかえめで、愛おしい気持ちと才能が全部あります。

  • 「どんぐりと山猫」、「狼森と笊森、盗森」、「注文の多い料理店」、「烏の北斗七星」、「水仙月の四日」、「山男の四月」、「かしわばやしの夜」、「月夜のでんしんばしら」、「鹿踊りのはじまり」の9作を収録。

    宮沢賢治を読むのは、
    教科書以外では初めて。

    自然と人間が共存している
    平和な日々を思わせる作品の世界は、
    穏やかな気持にさせてくれる。

  • この本は作品集になっていてたくさんのお話が入っていたけれどやはり一番印象に残ったのは注文の多い料理店で、ものすごい山奥で2人の猟師は幻覚?たたり?のなかで動物たちに振り回され、しまいにはあと少しで食べられそうになってしまいます。命は助かりますが、この作品には動物たちも生きているのだから命を大切にしようというメッセージが込められているのではないでしょうか?

  • イーハトヴを想像するうえで必要な知識はあるかと思うが、生きて表に出たことのある人のうちで我慢をしっている人は、その一片に容易くたどり着けるはずである。
    短編を続けて読んでいるうち暖房が心のうちか、体の近辺から起こっているように感じた。すりガラスの模様が氷に、カブのエンジン音は『かぶ』のロックに、僕自身はちいちゃく強く頑丈になった。
    賢治の作品を読むと胸のうちに積もる感情か何か残るものがある。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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