ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 : 内藤了
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年6月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040041

作品紹介

新人刑事・比奈子が里帰り中の長野で幼児のバラバラ遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる猟奇犯罪捜査班。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとに、ある手紙が届いていた。

ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第5弾。

    なんと、冒頭からあのバッファロー・ビルをモデルにしたと思われる『CUT』の犯人・佐藤都夜が登場。『CUT』は『羊たちの沈黙』を余りに模倣し過ぎていて、シリーズの中でもイマイチの作品だったので、著者のリベンジだろうか。しかも、今回は読み切りではなく、来月刊行の『ONE』へ続くという念の入れよう。

    主人公の藤堂比奈子が珍しく長野に里帰りすると、地元で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が発生し、藤堂らの猟奇犯罪捜査斑が犯人を追う。

    プロローグで既に犯人は鈴木ひろしで、背後には佐藤都夜がいることが分かるのだが…

    シリーズの中でも、最も猟奇的な犯罪が描かれ、かなりグロテスクな描写もある。そして、我らが藤堂比奈子の身にも…

    お馴染みの中島保のプロファイル、ZEROからONEになるために…の意味が!

    帯によれば、シリーズ第1弾の『ON』がフジテレビ系列で、波瑠主演でドラマ化されるようだ。

  • さてさて、気持ち悪い犯人が出てきそうな展開でこれは、次作に続くのですが、以前でてきた虫好きのイギリス人が登場したりと、小説がつながっていて楽しい。さてどうなるかなあ

  • 物語の重要な人物として「CUT」の犯人が登場しているので、まだ読んでいなければ「CUT」を先に読むことをすすめたい。
    また「ZERO」と次巻の「ONE」は続きものなので、セットで読まなければ結末までわからない。
    一冊にまとめてしまってもよかったのでは?とも思うような内容だった。
    これまでのパターンを破り、事件が起きる前から比奈子自身が犯人と知り合いだったわけではない。
    物語の中で言われているように「事件を引き寄せる何か」が比奈子にあるのだろうか。
    休日を取って里帰りをしている比奈子。
    実家で過ごす比奈子からは、事件と向き合っているときの緊張感は感じられない。
    ごく普通の育ち方をしてきた、ごく普通の女性のようにも思えるから不思議だ。
    父親がつぶやく「お前は刑事になったんだな」という言葉が重い。
    内容的にはかなり刺激が強い。
    読んでいるだけで気分が悪くなりそうだった。
    これをもしドラマ化するとなると、かなり反響を呼んでしまうのでは?と不安になった。
    物語とはいえ、読んでいると場面が映像として容易に想像できてしまう。
    そうなると、我慢出来る限界ギリギリの場面が多くて少し困惑した。
    「ONE」と前後編のような構成になっているので、読み終わった後のスッキリ感はない。
    比奈子が危機に陥ったところで終わっているので、続きが気になって仕方がない。
    これから読む人は「ONE」を準備してから読んだ方がいいかもしれない。

  • 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ、5作目。

    次作の「ONE」へと続く前後編の前編。当然ながら、猟奇・グロテスク描写満載。ダメなわけじゃないけど、今回は子供や動物が犠牲者となっているだけにちょっと不快感も残る。比奈子のキャラも作を重ねるごとに受け入れやすくなっていたのだが、ここにきてまたも悪い癖が。刑事としては迂闊すぎる行動が自分を窮地に貶めているようで、相変わらずアホな子やなぁという感想しか出て来ない。
    更に、「CUT」で出てきたシリアルキラー・佐藤都夜が復讐のために刑務所から脱走。ますますSROの近藤房子化していっているように思うのは気のせい?
    この薄さであれば、前後編に分けずに一冊で刊行してほしかったかな。テレビドラマ化されたので、急いじゃったんだろうか。とりあえず気になる終わり方なので、早速次作を読もうと思う。

  • 新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第5弾!

  • 藤堂比奈子シリーズ第5弾!今回はめずらしく話が続いていて、新鮮だった。
    最初は比奈子の帰省から始まり、ほのぼの〜な感じだったのに、そこからどんどん事件へと繋がっていく。
    続きが気になる終わり方だった。

  • 藤堂比奈子シリーズ第5弾。
    前回のLEAKの最後に佐藤都夜の手紙が出ており point invisibleはどういう意味だろうと思ってたらまつり縫いでした。
    さて、都内で幼児の遺体の一部が見つかり、やっと正式に猟奇犯罪捜査チームとして厚田班が警視庁で捜査開始。八王子署は大丈夫かと余計な心配してしまう。
    中島先生曰く、ZEROからONEへなろうとしているということで続きは、ONEへ。この本の薄さならまとめてほしかったなー。

  • 続き物注意。
    比奈子の長野への帰省から始まる幼児バラバラ事件。
    “向こう側”の女史の元恋人を紹介されたり、“向こう側”に行きそうな想い人プロファイラーに助言を乞うたり。

  • 吐きそうになりながら読んだ。

    続き、続き!

  • ONEの方を先に読んでしまうという愚行(録)を犯したため、結末分かって読むことの愚かさをかみしめながら読み進めました。散々な事件ばかりで、グロさの限りを尽くしてる感じ。相変わらず虫の描写もすごいし。ここまでやって、この先があるのだろうか、と思えるほどです。それほどすごいのに、地の文の東海林は相変わらずのんびりした感じで、ギャップが大きすぎです。ここまでやるなら、緊張感たかめてほしい、と思うのは無理ですかね。

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