改編 風の又三郎―ガラスのマント (角川文庫)

著者 : 宮沢賢治
  • 角川書店 (1988年12月6日発売)
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040096

作品紹介

どっどどどどうど…青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ…山の谷川の岸にある小さな小学校に、大風の吹いた朝、ひとりの少年が転校して来た。次の朝、その少年が登校して来ると、土手の草が、ざわざわ波になり校庭に小さなつむじ風がまいた。谷川の小学校の子供たちは、その少年があらわれて以来、ふしぎに落着かない気持ちにおそわれた。表題作ほか8編を収録。

改編 風の又三郎―ガラスのマント (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 東北への旅の友・・

    一緒に賢治記念館・童話村など・・旅してきました!

  • うぅ。これも、私が持っている版は古すぎて、表紙の絵が違うのだが…まぁ致し方あるまい。
    ほんと、ブクログで、版まで選べるようになったら最高なのにな。

    さて。
    宮沢賢治久しぶりに読んだ。
    こんな話書く人だったんでしたっけ(笑)。

    なんか、面白かったのは、
    ①言葉づかい。今の時代からしたら超絶変。これは、別に「旧仮名遣い」とか「古語」とか言うのではなく、口調は現代語なのに、もう使い方がことごとく違うと言うか。文章のつなぎが不思議。
    ②この文章が分類される世界は?というのが規定しきれない漢字が面白かった。
    童話、というには、ちと難しくないか?笑
    と思いつつも、途中、イメージがイソップ童話になったり、日本昔話になったり、怪談話のようなものになったり。
    でも、もう一つ面白かったのは、童話的な要素が多大にありながら、もっと人間のドロドロしたところが(小説のネタ的な)埋め込まれているところですねぇ。
    イソップ童話+人間の性(さが)=宮沢賢治童話
    と言う感じでしょうか?笑

    又三郎は、風の神様みたいな、たぶん村で昔から言い伝えられている存在。ある日突然やってきた外国人みたいな転入生とその又三郎の存在を重ね合わせたお話。
    これを1話目にして、そのほかいろんな短編が寄せ集められている一冊です。


    ※私の、古いから、こんな「改編」とかじゃないし、かつ、ガラスのマント、なんていう不思議な副題も付いてないっす。

  • 宮沢賢治さんの本は、自然との兼ね合いが多い。
    解説を読んだ後に、読むとわかりやすいかも。

  • やっぱり、何度読んでも宮澤賢治は肌にあわんなあ(^_^;)

    東北弁を文字化されても、なんにも伝わってこない。
    全体的にリズムが肌にあわないらしい。話が流れていかないや。
    私にとって東北は外国です。

  • 風にゆられてアトランダムにいったりきたり。

  • 谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。

    ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
    「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。

  • 少年と村の子供たちとの心象風景を

    現実と幻想の交錯として描いた秀作の物語です。



    どっどど どどうど どどうど どどう

    青いくるみも吹きとばせ  すっぱいかりんも吹きとばせ


    ある風の強い日…

    谷川の岸の小さな小学校に、不思議な少年が転校して来ました。

    地元の子供たちに少年は、「風の神の子 ではないか?」

    という疑念とともに受け入れられたのでした。

    さまざまな刺激的行動の末に、学校を去っていきました。


    どっどど どどうど どどうど どどう

    風は まだやまず、窓ガラスは雨つぶのために曇りながら、
      
    また がたがた鳴りました。

  • たしか、読書感想文に素直に「よくわからなかった」と書いて、先生に笑われた。確かに感想ではあると。
    もうそろそろちゃんと読めるかな? 表紙の絵がいいね。

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