風の又三郎 (角川文庫)

  • KADOKAWA (1988年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784041040096

作品紹介・あらすじ

谷川の岸にある小学校に転校してきたひとりの少年。その周りにはいつも不思議な風が巻き起こっていた――落ち着かない気持ちに襲われながら、少年にひかれてゆく子供たち。表題作他九編を収録。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

不思議な風が巻き起こる小学校を舞台に、少年とその周囲の子供たちの心の動きを描いた作品は、独特の世界観を持っています。宮沢賢治の作品には、子供の頃に感じた感動が蘇る一方で、大人になった今ではその魅力を再...

感想・レビュー・書評

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  • たまたま返却棚にあったのを図書カウンターで見つけて、すごく久しぶりに宮沢賢治を読んだ。
    子供の頃に全集を読んで以来かな、ちょっと今の自分には楽しめなくて途中で挫折してしまった。

  • どのジャンルと言えない、いわゆる独特の賢治ワールド。
    これにハマり出すと抜け出せなくなる。

  • 東北への旅の友・・

    一緒に賢治記念館・童話村など・・旅してきました!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      改編された本は、いつ頃から出ているのだろう、後で調べなきゃ(「風の又三郎」を読んだのは、、、大昔です)。。。
      改編された本は、いつ頃から出ているのだろう、後で調べなきゃ(「風の又三郎」を読んだのは、、、大昔です)。。。
      2014/04/30
  • うーん。名作なのだろうなと思いつつ、東北弁がわからずに、前に進めない。。。残念。、

  • 「風の又三郎」
    どっどどどどうど
    色々な短編作品があったけど、「土神と狐」の三角関係的な話が面白かったな。

  • 風の又三郎などが読みにくかった。

  • 表題作他8編収録。 難しいな。池澤氏の解説があって助かった。 『で?』、『終わり?』ってなっちゃった。 低学年向けに書かれたのを先に読んだ方がしっくり来たかもな、私。 けど『土神ときつね』の土神の嫉妬心は分かるし、 『なめとこ山の熊』の月明かりのシーンは神秘的だった。 一番良かったのは『祭の晩』。

  • 宮沢賢治の童話の中で「よだかの星」、「注文の多い料理店」、「月夜のでんしんばしら」は既読である。
    上記の三作品は私の中で素晴らしいと感動した。
    しかし、本短編集に収録された全九作品はそれには及ばなかったと思うのである。
    自分自身の感性が子供から離れて純粋に童話を楽しめなくなったせいなのかも知れない。

    表題作は、高田三郎に対する子供達の疎外感が鬱陶しくて通読が辛かった。
    当時の田舎は豊富な自然があったのだなと言う薄い感想だった。
    東北地方では狐信仰が現在でも残ると耳にする。
    「とっこべ とら子」は狐に対する畏怖心が強調され、「土神ときつね」は狐の狡猾さが表現されていると感じた。
    新実南吉の「ごん狐」のごんとは対照的である。
    「なめとこ山の熊」の熊がそれに近かった。
    寓話の「祭の晩」と「気のいい火山弾」だけは童話に求めていた清々しさを味わえた。
    仏教色が全面に出た「ガドルフの百合」と「マグノリアの木」は、注釈によって植物に込められた意味を知った。
    「化物丁場」は最も意味不明だった。

  • うぅ。これも、私が持っている版は古すぎて、表紙の絵が違うのだが…まぁ致し方あるまい。
    ほんと、ブクログで、版まで選べるようになったら最高なのにな。

    さて。
    宮沢賢治久しぶりに読んだ。
    こんな話書く人だったんでしたっけ(笑)。

    なんか、面白かったのは、
    ①言葉づかい。今の時代からしたら超絶変。これは、別に「旧仮名遣い」とか「古語」とか言うのではなく、口調は現代語なのに、もう使い方がことごとく違うと言うか。文章のつなぎが不思議。
    ②この文章が分類される世界は?というのが規定しきれない漢字が面白かった。
    童話、というには、ちと難しくないか?笑
    と思いつつも、途中、イメージがイソップ童話になったり、日本昔話になったり、怪談話のようなものになったり。
    でも、もう一つ面白かったのは、童話的な要素が多大にありながら、もっと人間のドロドロしたところが(小説のネタ的な)埋め込まれているところですねぇ。
    イソップ童話+人間の性(さが)=宮沢賢治童話
    と言う感じでしょうか?笑

    又三郎は、風の神様みたいな、たぶん村で昔から言い伝えられている存在。ある日突然やってきた外国人みたいな転入生とその又三郎の存在を重ね合わせたお話。
    これを1話目にして、そのほかいろんな短編が寄せ集められている一冊です。


    ※私の、古いから、こんな「改編」とかじゃないし、かつ、ガラスのマント、なんていう不思議な副題も付いてないっす。

  • 宮沢賢治さんの本は、自然との兼ね合いが多い。
    解説を読んだ後に、読むとわかりやすいかも。

  • やっぱり、何度読んでも宮澤賢治は肌にあわんなあ(^_^;)

    東北弁を文字化されても、なんにも伝わってこない。
    全体的にリズムが肌にあわないらしい。話が流れていかないや。
    私にとって東北は外国です。

  • 風にゆられてアトランダムにいったりきたり。

  • 谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。

    ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
    「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。

  • 少年と村の子供たちとの心象風景を

    現実と幻想の交錯として描いた秀作の物語です。



    どっどど どどうど どどうど どどう

    青いくるみも吹きとばせ  すっぱいかりんも吹きとばせ


    ある風の強い日…

    谷川の岸の小さな小学校に、不思議な少年が転校して来ました。

    地元の子供たちに少年は、「風の神の子 ではないか?」

    という疑念とともに受け入れられたのでした。

    さまざまな刺激的行動の末に、学校を去っていきました。


    どっどど どどうど どどうど どどう

    風は まだやまず、窓ガラスは雨つぶのために曇りながら、
      
    また がたがた鳴りました。

  • たしか、読書感想文に素直に「よくわからなかった」と書いて、先生に笑われた。確かに感想ではあると。
    もうそろそろちゃんと読めるかな? 表紙の絵がいいね。

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著者プロフィール

1896年岩手県花巻生まれ。盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)卒業。1921年から花巻農学校で教諭を務める。1926年に退職し、羅須地人協会を設立、農業技術指導などを行なうが、1928年に過労で倒れ、以後は療養生活を続けながら執筆活動を行なう。1933年9月21日没。享年37。生前に刊行された単著は、詩集『春と修羅』(1924)、童話集『注文の多い料理店』(1924)のみであったが、1934~35年には文圃堂から全3巻の全集が、1939~44年には十字屋書店から全6巻+別巻1の全集が刊行された。戦後も筑摩書房から数次にわたって全集が刊行されている。

「2025年 『宮沢賢治きのこ文学集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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