ONE 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040164

作品紹介・あらすじ

新人刑事・比奈子の故郷長野と都内で発見された幼児の部分遺体は神話等になぞらえて遺棄されていた。被虐待児童のカウンセリングを行う団体を探るなか深手を負った比奈子。一方、脱走した連続殺人鬼・都夜は……。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第6弾。前作『ZERO』からの続きである。前作の最終盤で最悪の事態に巻き込まれた藤堂比奈子が半ば過ぎまで登場せず、少しやきもきする。刑務所から脱獄した佐藤都夜が殺人を重ね、依然として、鈴木ひろしの正体は謎のまま…果たして、比奈子の運命や如何に!

    テレビドラマ化で人気に火が付いた本シリーズ。毎回、猟奇的な事件が描かれるのだが、シリーズを重ねる度に猟奇度が増しているように思う。しかし、作品の当たり外れが大きく、魅力的な登場人物が多いだけに少し残念に思う。今回は犯人の意外性だけが目立ち、佐藤都夜を再登場させた意味が無かったように思う。なんと勿体無いことか。

    次作は、今年の冬に『BACK 』というタイトルで発売されるようだ。

  • ZEROからの続き。
    ZEROの終わりで藤堂比奈子はおそらく犯人に刺されつかまった状態でONEが始まる。
    藤堂比奈子どうなった?!とヤキモキしながら読みはじめたが半分すぎまで登場しません。
    CUTの佐藤都夜が脱獄し目的のために次々と殺していくのは、SROの房子を思い出しました。でも佐藤都夜はトルソー作成のために殺してたのにここに来てザクザク殺すのでちょっとあれっと感じたな。
    犯人はバレバレの展開だったけど、佐藤都夜とつながるところは思いもよらなかった。次回も期待!

  • 藤堂比奈子シリーズ第6弾!
    とうとう佐藤都夜の登場。今回は、比奈子がいなくなってしまったので、色々な視点があって、新鮮だった。比奈子のいない厚田班は寂しい。比奈子を助けようと色々な人が必死になっていて、温かかった。
    今回は、子供や動物が被害者だったから、余計に許せなさがあった。

  • ZEROの続き。
    犯人は割りとすぐわかるんだけれど、展開が意外だった。

    石上女史の覚悟がかっこ良い。
    周りがだんだんキャラ立ってきてて、さりげないガンさんの心配りとか動きとかかなり好きだ。

  • へーー
    意外な人が犯人だった。そしてひなこも重傷を負ったし心の傷もおった。
    ゼロからワンへ。捜査の途中で出て来たのは、弟だったんだね。それにしても、ひどい事件。人として育つには、愛を入れる必要があるのかな。

  • 前巻からの続き。
    犯人やらなにやらはなんとなくアタリがつくものの、犯人の独白は物悲しく思えてしまうし、犯人がヒロインを手にかけられなかった些細な理由がまたなんとも言えず哀しい。
    シリーズ最悪のヒロインのピンチに焦る先生が見られたのでたいへんよろしかったです。
    先生が目指すものが実を結べばいいなと願わずにはいられないです。
    そしてヒロインの弱さと強さがとても魅力的でした。スーパーウーマンではない彼女が抱えていかねばならない物事は彼女には重いものだろうけれど。それでも彼女ならきっと、苦しみながらも前を向いていってくれるのではないかなと思いました。

  • 「ZERO」の後編にあたる物語。
    読んでいる途中で犯人の見当はついてしまうものの、猟奇犯罪捜査班のメンバーや比奈子を知る人々の並々ならぬ捜査への取り組みは読んでいて頼もしく感じた。
    比奈子の人徳なのか、人を惹きつける何かを持っているのか。
    周囲の人たちはみんな比奈子の無事を願い、全力で手を尽くして捜査にあたっていく。ドラマにも中だるみしているな…と感じる回がある。
    圧倒的にこれまでが面白かったせいか、「ZERO」「ONE」と物足りなさを感じた。
    一冊にまとめて、もっと削ぎ落とすべき箇所は落とした方が良かったようにも思う。
    このシリーズの面白さが変わるわけではないのだけれど…。

    今回、初めて日本精神・神経医療研究センターにやってきたガンさんこと厚田。
    比奈子のためとはいえ、石上先生は連れてきたくはなかったのだろうな。
    比奈子さんと呼んでいる時点で厚田には中島の気持ちがバレバレなわけで。
    けっこう好きな場面だけれど、自分にはどうすることもできない比奈子の窮地が心配でならない中島の気持ちがダイレクトに伝わってきて微笑ましかった。
    ネットを通じての石上先生とのやりとりでも、焦って文字がきちんと打てないなんて、およそ中島らしくない。
    とても人間臭い中島を見るとホッとする。
    そして、中島が目指しているものが成功すればいい…と願ってしまう。
    次巻のタイトルは「BACK」だそうだ。
    さて、どんなストーリーになるのか。
    楽しみだ。

  • 2017/4/21
    いやあスゴイ。
    シリーズが進むごとにおもしろくなっていく。
    今回はもう続きが読みたくて読みたくて、昼休みが終わったり電車が目的地に着いたりするたびに中断するのが嫌だったわ。
    先が知りたいと言うより先を確かめたいって感じで、まず間違いなくこうなるんだろうけどもし違ったらどうしよう!っていうなんか珍しい感情やった。
    最初はイロモノ的な(ホラー文庫やし)猟奇な本やと思ってたのに結構考えさせられたり感動したりいい意味で予想を裏切られて嬉しい。

  • 今回も読みやすくて一気読みです。比奈子の描写があまりなくて、厚田班の面々や保先生、麗華さんの活躍が描かれていました。ドラマとは違う犯人に驚きと悲しさがありました。さすがに子どもは…。このシリーズの犯人や結末は悲しいものが多いです。都夜は別ですが。新刊が出たらしいので、またシリーズ追いかけます。

  • ZEROの後に読むべきでしたが、先に読んでしまった、、。後半の展開部分ですが、ここだけ読んでも十分楽しめました。事件だけ見ると信じられないくらい猟奇的だけど、緊迫感が感じられないところはやっぱり肌に合わないかも。東海林の口調なんとかならないですかね。意外な犯人で、そこは印象的だったかな。続編あるようですが、そんなに殺人現場を凝らなくていいから、重みのあるストーリーにしてほしいな、とおもったりしました。

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