ヴァルキリーズ (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040386

作品紹介・あらすじ

『アルケミスト』の執筆後、守護天使に会うという課題を師から与えられたパウロは、天使と会う条件を知る“ヴァルキリーズ”という女性集団と過酷な旅を続け……。『星の巡礼』の続編が山川夫妻訳で登場!

感想・レビュー・書評

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  • 主人公パウロが、守護天使に会うために妻と共に旅をする話。この作品もコエーリョ自身が実際に体験した宗教的な要素がたくさん反映されている。非日常的でスピリチュアルな表現が多いが、要は自分を縛っている保守的な考え方を解放し、一歩を踏み出そうということを語りかけているのだと思う。心が弱っている時、迷いがある時、何か物足りなさを感じている時などには、なにかヒントが得られる作品かもしれない。

  • 難しい…スピが少し私には強すぎたかもしれない…。
    私はカトリックの学校だったから、専門的な言葉も理解できたけれど、人を選ぶ本とも言えるかなと。
    風景描写とても美しくて、大いなる存在に人はすがらないと生きていけない位弱いのだと改めて実感する本でした。

  • 難解だが、自分をしばっていたものを打ち破る発想はおもしろい

  • 天使と話すというテーマを与えられ、パウロと妻のクリスは旅に出た。
    途中ヴァルキリーズと呼ばれる女性の集団に出会い、共に旅をする。
    途中嫉妬や自己嫌悪、思い出したくない過去と向き合うときもある。
    物語の最後にある、愛は何よりも強く、私たちの成長を助けてくれるでしょう。それからまた1歩ふみだせるのだから。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2021年 『弓を引く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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