- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041040478
作品紹介・あらすじ
都の権力争いから領国を守るため、宮中に入った透子。幼い頃に大切な約束を交わした姫宮は、敵ばかりの宮中で心を許していた朱雀院の宮だった――隠されていた真実にくわえて、幼なじみの龍尚からの求婚に透子はとまどう。
一方朱雀院の宮は藤原氏と共謀して、梅壺の更衣・紗子を宮中から下がらせる。その裏には朱雀院の宮と藤原氏との縁談が?
はたして朱雀院の宮は敵か味方か――長年の想いが花ひらく平安恋絵巻、第3弾!
感想・レビュー・書評
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妖が出てきたり、左大臣の企てがあったりとするが、朱雀の宮の活躍で解決し、主人公の透子は領地の受領の求婚を断って、朱雀の宮と結ばれるというお話。勝ち気で馬も乗れるという主人公の姫の活躍の場もあまりなく、盛り上がりに欠けた。七星の剣の能力を持っているとか言っても、全く話に関係なかったなあ。
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2.3巻と一気読み。
恋愛部分はともかく、同じような小さな事件が続くのでもうちょっと変化があると良かったかな。
透子自身の国を平和にという目的も、どうにも行動と結びつかずに終わっちゃってるのが残念。 -
前作のレベルに達してないまま三巻までつきあってるけど、芽が出ない。
(ToT) -
3巻で完結のようです。
お互いの正体を知った上で遠回りな二人なのだが、互いの空白を埋める彼の告白が嬉しいラストでした。
とはいえ、あれだけ志が高かったのだから、どんなすごいことをするのかと思ったが、これといった部分がなかったのは惜しいな。これで本当に終わりなのか?
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著者プロフィール
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