ヨーレのクマー

  • KADOKAWA (2016年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784041040614

作品紹介・あらすじ

クマーは透明なかいじゅうです。悪い怪獣からヨーレの街を守っていました。ある日大切な角が折れてしまい…!? 物語の女王・宮部みゆき×ファンタジー界の重鎮・佐竹美保の二人が織りなす圧倒的スケール感の絵本!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

透明な怪獣クマーが、悪い怪獣からヨーレの街を守る姿を描いた物語は、見えないものの大切さや、他者との理解をテーマにしています。クマーは人々に見えない存在でありながら、彼らを守るために戦っていますが、ある...

感想・レビュー・書評

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  • 宮部みゆき、幻の作品が、ついに絵本化!衝撃のラストページまで読める、全ページ試し読みも実施中! | 株式会社KADOKAWAのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002826.000007006.html

    『ヨーレのクマー』宮部みゆきさん × 佐竹美保さん 対談インタビュー | 絵本ナビ:レビュー・通販(2016.11.17)
    https://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents_old.asp?id=277

    【KADOKAWA公式ショップ】ヨーレのクマー: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD
    https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321511000489/

  • クマーは悪い怪獣を追払いヨーレの町を守るが,誰も知らない。透明なクマーは人には見えない。或日クマーは怪我をして透明じゃなくなる。人々はクマーを退治しようとする。クマーは良い怪獣なのに可哀想。※悲嘆の門

  • ヨーレの町を守っていたクマー。
    せつない物語だった。
    こういう事って社会にもあるよね。
    逆に自分が気付いてない側の事もあるかも。

  • 宮部みゆきにとって2作目の絵本。

    小説「悲嘆の門」の作中作品が、佐竹美保の美しい絵で、素晴らしい作品となった。

    「悲嘆の門」では、主人公の大学生のアルバイト先、ネットパトロール会社の社名の由来になっている。ネットという見えない世界をパトロールする見えない怪獣。パトロールの対象だけでなく、パトロールする自分自身もある意味では怪獣なのだと。

    絵本の主人公は、美しいフィヨルドを見渡す山に住んでいる怪獣、クマー。
    美しい自然と豊かな四季に恵まれている。

    クマーは不思議なツノの力で、姿が見えない。

    わるい怪獣と戦って、ヨーレの街を守っているクマー。

    しかし、怪獣との戦いで、そのツノが折れてしまう。

    わぁ、たいへんだ!

    街の人々の前に、はじめて姿を現したクマー。
    水面に映る自分の姿を、はじめて目にしたクマー。

    大切なものが目に見えた時、その本当の姿が見えているのだろうか。

    宮部みゆきが語りかける、美しくて、深くて、眠れなくなる物語。

  • さすがの宮部みゆき

  • 宮部さんの新刊。絵本だったか!w

    そして、読む・・・素晴らしい絵、あまりにも哀しいお話・・・ショックで、しばし呆然とする。。。

    あまりにも救いのない物語・・・。

    でも、この物語を読んで救われる人もいるのかな・・・?
    と考える。

    ああ、「悲嘆の門」の主人公のアルバイト先のネットパトロール会社の社名の由来になった絵本なのか~~!!!
    (ほぼ忘れてる・・・ちょっと思い出した)

    クマーは人々のために戦ったのに、人々はそれを知らないばかりか、クマーをまるで反対のものとして認識してしまう。

    誤解は、永遠に解けることが無いように思える。

    「ネットの番人もまた怪獣になりうるけれども、だからこそ番人として守りえるのだ」

    クマーは姿は怪獣だったけど、心は怪獣じゃなかったのに・・・あまりにも切なくて胸が締め付けれられる。

  • 切な…

  • 無駄を削ぎ落とした、淡々とした文書に悲しさが伝わってくる。胸をジンと打つ話。何を伝えたかったんだろう…見かけだけで判断する愚かさ、水面にうつった自分の姿に驚かされること(自分の姿ほどわかりにくいものはない?)??
    透明感ある綺麗な絵が寂しさを、静寂を増す。

  • 湖に映った姿を見て気づく哀しさ,なんとも言えない気持ちになる.
    絵も素晴らしい.

  • 息子7歳12か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム◯
    その他

    「本当のことは、誰にも知られないままです」

    このような切ない作品を、息子はあまり好まない様子。
    読みはするのですが、何回も手を伸ばすことはない。

    水面にうつる風景がとてもきれいです。

  • 宮部みゆきさんの絵本

  • 美しい絵と考察しようと思えばまあまあ深そうな話。
    フィヨルドとか鐘楼とか少し難しい言葉はあるけれど、読み聞かせむき。

  • 宮部みゆきさんの絵本。
    ヨーレの町を守っていたはずなのに、大切なツノが折れたせいで悪い怪獣と間違えられてしまう。
    切ない物語です。

  • 不安、恐怖、不信は、往々にして弱い人間の心が作り出してしまう。そして、作られた「不安」は勝手に広がり、大きくなって暴力的な力を持ち始めてしまう。なのに勇気、優しさ、正しさ、大切なものは目に見えない。

    魔法や魔物がいるファンタジーの世界観とキレイな絵で、子どもも引き込まれるし、大人が読んでも心が揺さぶられ、考えさせる絵本。ありがちな絵本に終わらない、ところがさすが宮部みゆき。

  • いまいち。
    なんかモヤモヤする。

    銅像を建てた村人達の行為も意味不明。

    絵は綺麗。

  • もともとは図書館でもうすぐ3歳の娘に選ばせた1冊。
    最初、「わー、渋い…」とこれでいいのか心配になったけれど、作者が宮部みゆきさんとあり、親の方が飛びつく。
    しまいには「なかなか良いチョイスをするじゃないか!」と褒めたミーハーな母。
    絵も表紙、そして中身と澄んだ雰囲気がとても素敵。

    *****

    ヨーレのまちを悪いかいじゅうたちから守っているクマーの物語。
    大好きなまちとひとたちをその身を犠牲にしても必死で守るクマー。
    ある日、けがをしてしまうクマー。
    それをきっかけにクマーに変化が訪れ…。
    切ない物語。
    とってもやさしくて、いいかいじゅうであるはずのクマー。
    終盤は涙ぐんでしまいました。
    明るいだけのお話ではないけれど、おすすめです。

    *****

    読み聞かせを始めると、やっぱりまだこの年齢では早いのでは、と思ったけれど、ものすごく夢中で聞いてくれました。
    何度もリクエストされ、返却を嫌がる始末。
    親も気に入ってしまったので、後に書店で購入。
    この絵本が出てくる、宮部みゆきさんの『悲嘆の門』はちょうど11月に文庫化されたところ。
    そちらも読みたい。

  • 「あやしい絵本」で紹介された絵本のうち50冊ほどを、順に読んでみましょう。

    話は、ちょっと切ないが、期待したほど あやしい絵本ではなかった。
    宮部 みゆきは、小説のほうが好き。


    2017/11/29 予約 11/29 借りて読み始め、一気に読み終わる。

    ヨーレのクマー

    内容と著者は

    内容 :
    クマーは透明なかいじゅうです。
    悪いかいじゅうからヨーレの街を守っていましたが、ある日大切な角が折れてしまい…。
    「クマー」をめぐる、やさしく悲しい物語。
    宮部みゆき「悲嘆の門」幻の作中作を絵本化。

    著者 : 宮部 みゆき
    1960年東京都生まれ。「理由」で直木賞、「名もなき毒」で吉川英治文学賞を受賞。

    絵 : 佐竹美保
    1957年富山県生まれ。児童文学作品の表紙や挿絵を手がけ、SFやファンタジーの分野で活躍。
     

  • ひたすら誤解されているクマー。とても切ない物語でした。

  • 絵本。
    「本当のことは、誰にも知られないままです」という最後の一文が深いなぁ。
    そして自分の姿が悪い怪獣と一緒だと知ってしまったクマー。ヨーレの町を守っていたクマーということは誰も知らない。

  • 思春期の息子に、心折れそうになった時に読む本。

    理解されなくても、報われなくても、愛さずにはいられない。そんな自分を知る。

    絵本ナビに宮部みゆきさんと佐竹美保さんの対談が載っています。「フィヨルドの景色丸ごとがクマーなんだ」という言葉が印象的でした。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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